ひろき日記 -2ページ目

2012年9月 もう一人のひろき君

同じ名前の5歳の男の子がアメリカのコロンビア大学病院で心臓移植を受けるため

募金活動中であることを知りました。


同じ名前であること、同じ病院を目指していることを知り、本当に驚いています。

小さなひろき君が頑張って待機している姿を思うととても切ない気持ちになります。

私達もできるだけ応援したいと思いますので、どうかHPだけでもご覧ください。

よろしくお願い致します。


http://hiroki-sukuu.com/


http://www.facebook.com/home.php#!/hiroki.sukuu



2012年9月 夏の出来事

猛暑お見舞い申し上げます。

本当に信じられないほどに暑い日が続いていますね。

それでもひろきは、この暑さにも負けないで元気に過ごしています。

体もまたまた大きくなり、少し大人っぽく見えます。(^O^)

ただ今の身長は、167cmです。


夏休みは、地域の草野球に参加しました。

お盆野球は、地域ごとに小学生から大人までの混合チームが楽しみ

ながら戦う草野球です。ひろきは2本のヒットが打てたようでした。

夏の楽しかった出来事ナンバーワンに輝いています。☆ミ


8月23日東京女子医大でバイオプシー検査をしていただきました。

移植後まる三年経過しているので調べていただきましたが、

「拒絶なし」で順調! 嬉しい結果でした。


上京した際、入院中に勉強を教えていただいた先生と再会ができました。

近況報告をして成長したひろきを見ていただきました。

とても楽しい時間を過ごしました。


ひろき日記


8月26日コロンビア同窓会が東京でありました。移植患者さんとその家族、

コロンビア大学病院のドクターやスタッフが集まり、ランチを食べる会です。

たくさんの元気なお顔が見れました。中には子供を亡くしたご家族も参加

されていました。複雑な気持ちを抑え、子供が頑張った事を語り合い、

生きた証を再確認されてるのかなぁ・・・・でも辛いなと拝見しました。

にこにこ参加していたご両親はとてもりっぱでした。

そんな中、ひろきは皆さんにびっくりされていました。移植した頃からすると

30cm近く身長が伸びています。尊い命にまたまた感謝しました。


この夏は心身ともに成長し、充実した日を過ごしていると感じています。

まだまだ暑い日が続くようですが、体調管理をしっかりさせたいと思います。

いつもありがとうございます晴れ



2012年7月 感謝の日

2009年7月1日に心臓移植手術を受けさせていただいてから、まる3年が

経ちました。4年目のスタートをきりました。

今までの道のりを考えると、奇跡の連続・・・・改めて、たくさんの皆様の

支えがあったからこそ、ここまで来れたのだと痛感しています。

一個人では到底、成し遂げることのできない海外での移植ですので、

ドナーさんそのご家族、ひろきに関わって下さった全ての皆様に改めて

心から感謝申し上げます。

「ありがとうございます。今も元気に過ごしております。」


ひろき日記

6月の東京外来の際、ICUで一緒に闘って下さったドクターやナースの方と

お会いする機会がありました。その際も色々な困難を乗り越えてきたことを

語り合いました。辛かった時、そばにいてくださった方との再会は本当に

嬉しいものでした。ひろきも照れながら喜んでいました。



東京外来から戻ってすぐのタイミングで

国内初、6歳未満の子供さんの臓器提供がありました。

「命のバトンを渡し、命をつなぐ。」イコールその子の死を意味しますが、

ご両親様は、たくさんの葛藤の中、苦しみ・・・・決められたタイムリミットの中

決断されたのだと察します。大切な命のバトンを渡して下さったご両親様の

想いをニュースを通じて私達も色々と考えました。涙が流れました。

臓器提供を決断されたご両親様に心から敬意を表したいと思います。

そして、臓器提供意思表示カードの存在を広く日本中の方に知って欲しいと

思います。海外と同じレベルに少しでも近づいてくれたら、たくさんの尊い命が

助かるようになります。(もちろん私達家族は意思表示をして持っています)



7月5日はひろきの15歳の誕生日。

感謝の日(心臓移植の日と誕生日)を迎え、胸に手をあてドナーさんと

そのご家族に感謝の気持ちを唱え、少しでも長く、楽しく生きていけるよう

・・・・お祈りしました。


ひろき日記

ひろきの体で、動き続けてくれているドナーさんの心臓。

これからの人生が何年あるかわかりませんが、ドナーさんどうか仲良お付き

合いして下さい。大きく成長したわが子を眺めながら、そう願いました。

今こうして生きていられることがやはり奇跡ですので、多くは望みません。

私達親は、ただ笑顔が見られるだけで幸せと感じています。

ひろきも友達と同じように当たり前の生活が送れることの幸せに感謝しながら

これからもゆっくり・・・・ひろきのペースで生きて欲しいと思います。


長きにわたり応援して下さっている皆様、本当にありがとうございます!!