本日最後のお客様は中学生の男の子でした。
いつも元気で人の顔を見ては
「ねぇ、いつもの顔やって!」
と変顔を要求してくるのでついついアラレモナイ顔を晒してしまいます。
この子が僕の変顔の恐怖にのた打ち回るのを押さえつけながらのカットは毎度手を焼きます。(ならするな。笑)
最終的にはお互い変顔のオンパレードで
周りのスタッフから冷ややかな眼差しを一身に浴びてお見送りするのが流れなのですが・・・
今日はいつになく
しおらしい。というかおとなしい。
何があったかたずねると
「最近いやなことが連続して起こってる」
ネガティブオーラ全開で放った最初の一言はやはりネガティブ。
素直な子や。
思春期特有の悩みがあるのか期待したけどそういう感じでもなかった。
「ケータイ・・・母さんに取られた」
・・・ちっさっ!
とは思ったけど話を続けてみると・・・
『へぇー大変じゃん。勉強しないでずっとピコピコしてたからじゃないの?』
「いや、勉強してたよ!してたのに取られた!マジ最悪!」
『勉強してたときにとられたの?』
「いやー、とられたときは、えっと・・・ラインしてた。」
『ほらやっぱりじゃん。タイミングが悪かったんだな。テスト近いんでしょ?勉強して良い成績だして返してもらえば良いじゃん』
「やる気失った。なにも手につかない。」
『いやいや・・・(笑)』
「友達も親に携帯没収されて逆に勉強に集中できないって言ってた」
『でもゲームするくらいでしょ携帯なんて』
「ゲーム・・・はするはするけど、ラインしてないと話についていけないもん」
『ライン?そんなにやりとりするの?』
「一日6000件くらい」
『わお・・・』
携帯電話の没収
くだらない理由かと思ったけど
彼ら中学生というコミュニティー内において
「話についていけない」
というのは相当な焦燥感を覚えるらしい・・・勉強が手につかないくらいの(笑)
今や、小中学生にも浸透している携帯電話
男女の交際もメールでお付き合いしてメールで別れる
そんな時代なんですもんね。奥さん。
たしかに多感な時期に面と向かって女子と話をするのは困難
でも手紙のやり取りでなら・・・
なんて考えると学生さんの携帯電話の重要性は非常時ではなく日常のなかにあるようです。
ところで今日本人の中でネットを一日まったく利用しない人ってどれくらいいるんでしょうね?
少ないだろうなー。10年20年前から比べたら革命的にインターネットが普及してますもんね。
便利になればなるほど、失ったときのダメージはでかい。
そんなちいさな事例を今日見た気がします。(笑)
まっ。今日もその子は最終的に最近人気の進撃の巨人に出てくる巨人の顔真似して
げらげら笑って帰って行きました。あ、髪はちゃんとカッコよくなっていきましたよ(・∀・)
何はともあれ沈んだ顔の人が笑って帰って行ってくれるのはやっぱり気持ちが良いですね。
えっと、
身の回りにある当たり前になってるものにもう一度感謝しておこうと思った出来事でした。
おー良い感じにまとまった。(笑)
では(。・ω・)ノ゙