ただ君のこと     作詞作曲 都竹宏樹

 

 

 

ふと思い出すのは 若かりし頃の自分

大人ぶって過ごした 未熟な日々を想って

悔やむだけ

 

分かったようなフリをして とりあえずやり過ごした

取り繕った表情で 想いを隠してた

本当の自分を 見失ってしまうほどに

ただ君のこと 愛してた

 

 

あの日君が言った 言葉の意味さえも

僕はわからないまま 受け入れるしかなかった

あの時は

 

大丈夫と強がって 平静を装った

悲しくないと笑って 涙を隠してた

本当の自分が 壊れてしまうほどに

ただ君のこと 愛してた

 

 

今なら分かるよ あの日の言葉の意味

今さら遅いよ 伝えられない「ごめん」

 

ただ君の幸せを 心から願った

溢れそうな雫は どこかに溶けてった

熟した果実のような 甘い香りの中で

ただ君のこと…

 

 

 

 

 

MINI ALBUM『SONG BOOKS Ⅲ』収録曲