私の突発性難聴1回目は、19歳の大学生の時でした。
当時の私は毎日ストレスを感じていました。
大学に行くことが面倒だったり単位取得も大変だったり、人間関係なんかも頭を悩ませておりました。
そんなある日、
キーーーーーーーン
ん?
なんだこの音。
なんか耳に詰まってる?
よく聞こえないな。
親に耳鳴りのことを話し、耳鳴り発生から2日目くらいに病院に行きました。
そこでお医者様に言われた診断名は、突発性難聴でした。
ステロイドを点滴で打ちましょう。
治る確率は3分の1くらいですねえ。
若いから治るかもしれない。
とのことでした。
その時は、
別にすぐ戻るでしょ。と簡単に考えてましたが、
何日経っても耳鳴りが消えないのです。
それに加えて落ちた聴力も戻りませんでした。
ただ、会話に支障はないくらいで、1ヶ月もすると慣れてきたため、病院に行くことをやめました。
この第1回目の突発性難聴で止めていればどれだけ楽な人生だったかと思います。
ただ、気づけるわけもなく、今の私のように答えを知っている人もいません。
もし過去に戻れるなら何をするか。
たまにこんな質問をされることがありますが、それが叶うのならこの時の私に会いに行くことですね。
そうすれば私は、難聴、メニエール病にならずに済んだのですから。
失った聴力は元に戻りません。
軽症のうちに対処することがとにかく大切です。
失ってからでは遅いのです。
早めの対処は未来の聴力を買うことと同義です。