いやぁ…ここ最近あちこち出掛けてばかりで疲れが溜まっていたので今日は久々にぐーたらホリデーを満喫しました。ってことでこんばんわ。

携帯で速報を打ちましたし、また他の多くのブロガーの方も記事にしていますので皆様ご存じと思いますが2月9日、世界最大の巨人輸送機、アントノフAn-225型機「ムリヤ」が成田へ飛来しました。他にも色々ネタはあるんですがまずはこのネタよりお届けしたいと思います。

元々この機体が飛来…というネタは週末成田へ行った際に聴いたのですが、この手の話は結構外れることもあるのでまぁ噂かなぁ、ってことで来ればいいな、くらいに考えていてかなり情報が乱れ飛んでいました。で、早朝飛来との情報を掴んだところで、フリューゲルさんより出撃の報。んで、こちらも
たまたま火曜日に急ぎの仕事もなかったので「有給休暇」を申請(・ω・)v

3時に起きて4時に都内を出発、高速を飛ばして酒々井PAで朝食を摂りながら情報収集…Rwy16ってことで跨線橋ポイントへ展開を決定。6時前にはポイントへ。

既に現地にはmaruさんにNorichanさんが展開、さらに智太郎さんにぷるくらさんも…さらに他の航空ファンも続々と集結…エライことになってきました。そのうち2時間以上遅れる…という報とランチェンのコールが。で、場所移動を開始。

34側もかなりの人出でしてドーベルさんにクローバーさん、EF1.4X2さん、ミハエルさん、TOYANさん、コリさん、SKYWINGさんとまぁブロガーさんが集結(洩れていたらごめんなさい)。いやはや平日とは思えないですな(^^;)

そしていよいよやってきました。
イメージ 1

高翼、6発エンジン、双尾翼、ムカデのようなボギー車輪…間違いない。いやはや…成田でこいつが見られるとは。

UR-82060/アントーノウ航空 アントノフAn-225「ムリヤ」型機

イメージ 2


 さて…このAn-225型機、元々はソ連版スペースシャトルとして企画された宇宙船「ブラン」の空輸用に設計された機体でしてベースとなったのは「ルスラン」の愛称で日本にも飛来しているアントノフAn-124型機です。An-124型機からの変更点は胴体延長、主翼を伸ばしてエンジンを4発から6発に、そして「ブラン」空輸時の抵抗を考慮して双尾翼化等多岐に渡り1988年に初飛行しました。

 全長は84.0m、全幅88.7m、高さ18.1m、最大離陸重量600トン、搭載できる積載量は公称250トンですが実際には300トン以上積める設計となっており、世界最大の巨人輸送機です。

イメージ 3

ターミナルから撮ったサイドビューです。
主翼のコブのようなものは「ブラン」を上に載せるための名残ですね。「ムリヤ」の特徴が一瞥できます。

さて…この機体、地震で大きな被害の出た中米ハイチに救援に向かう陸上自衛隊の施設部隊の機材108トンを積み込み、成田を出発します。

イメージ 4

当初は夜撮するつもりはなかったのですが…。
なんで三脚ナシでの撮影…ブレまくった写真を連発した中、何とかお見せできるレベルの一枚。他の方のブログを見るとしっかり撮れているんですよね。今度はちゃんと三脚持っていこっと。

滑走路上でエンジンランナップという儀式を終えた機体は力強い音を響かせながら夜空へと舞い上がっていきました。

いじょ、「夢」の巨人輸送機撮影レポでした。