ここで、ごまかしても無駄なので、一応、私自身、

その筋の情報は認めておいたほうが、風通しがよくなると思いますので、白状いたしますが、

メンホン・チートイが、実は、満貫の常套手段である、役役ホンイツに匹敵する、

満貫の常套手段であるという機密情報を私に教えてくれたのは、

実は、元師匠の雀荘に通っていた頃に、麻雀教室にゲストで来ていた、女流プロの方で、

あの時は、「え？そんなまさか！！」と私自身、思いましたが、

実際、確率的には、五分五分か、ともすると、メンホン・チートイのほうが確率が高いんじゃないかとすら、とくに最近、思うようになったのですが、

意外と、そういう確信を持って上がる人は、あまりいないので、

正直、あまり、教えたくはない情報だったんですが、

まあ、この際、やむを得ないです。

まあ、ホンイツの手牌で、対子が重なっていると、つい、ポンしたくなると思いますが、

一種の急がばまわれの論理であります。

しかし、そういうことを、実際にプロの方から耳にしているかどうかが意識の違いとして、

大きく作用していないと、そういう知識と言うのは、おそらく身につかなかったです。

大抵の人は、プロの方たちも含めて、何か、とんでもない偶然の産物だと思ってらっしゃるようですが、実際、そんなことは全然なくて、私が年中、上がっているのを知っている姫は、当然のことながら、知っていたと思いますが、まさか、他の女流プロから伝授された、そんな機密情報を使っている時に、姫が振りこむことになるなどということは、全く想定外のことでありました。

まあ、実際、やってみるとわかることなので、

こんなことをバラしちまったら、身も蓋もなくなっちまうよといったところです。

しかし、共有しておかないずにいて、私だけが知っている状態が続くと、のちのち、姫に根に持たれることになりかねないので、もう、この際、「どうぞ、どうぞ、皆さん、やってみてください」と言うしかない状態まで、ついに自分を追い込んでしまったような形でした。

「ああ、ついに、現場を押さえられてしまったー！！しかも、姫自身が振りこむなんて！！」という話でした。

（終わり）