こんなにも憂鬱な気持ちで新年度を迎えるのは人生で初めてかもしれない。


小学校を転向するときだって、本格的に受験が始まる中3の春だって、高校の入学式の時だって不安はあっても期待の方が大きかったし、後々の自分のヴィジョンが見えている気がした。故に人生にも余裕があって精神的にも安定していたわけで。それが今の俺にはない。社会人になりそこねた悲しみ、友人ら・彼女に感じる距離感からの焦り、自分の努力不足に対する後悔、認識の甘さによる怒り。考えても何にもならないのに前を向けない自分に嫌悪感を抱いてばかり。こんな悩み明日から社会に出る方々に比べたらいかにちっぽけで、くだらないか分かっているのにね!


ひとまずは新しい舞台に立つ仲間達にエールを送りたい。そして、一年後には彼らに近付ける様に自分を高みへと持っていこう。この気持ちをバネに今はがんばるとしよう。だから、みんな。がんばれ。環境とか人間とか苦難あるけれども負けないで欲しい。











でも、やっぱなぁ。
あー




無情。

日付も変わり2月26日。

12年と1ヶ月28日の時を経て黒夢が降臨する。きっと生でお目にかかれる事はないのだと思っていた。一昨年の日武も相当な倍率だったらしい。しかし、復活と聞いただけで衝撃だったのに、まさか直に歌に触れられるとは、、、、なんともありがたすぐる。

思えば感慨深い話だ。「BEAMS」が流行した1995年、当時俺は7歳だったわけだが、テレビから流れてくるこの曲を聞き幼いながらにいい曲だと感動した覚えがある。おかげで今となっては昔の記憶を呼び起こす一曲にまで昇華した。もしかしたらメロディアスな曲を好むきっかけなのかもしれない。

そんなバンドのライブだ。おもいっきり楽しみたいがコンディションは最悪である。この日記を読んだあいつの思いも手に取るように分かる。おまけに今日の春一番のせいで花粉も飛び始めているようだし。しかし、楽しませてもらおう。ただ音楽に浸るのみ。「障害を負いながらも必死にライブ会場に足を運びノって生きている奴がいるなかで、何も感じずにノらない奴。そんな人間を軽蔑する。」我が敬愛する京さんのお言葉。そんな京さんも清春信者。たくさんの人間に影響を与えた男たちを明日目撃してきます。

Dir en grey というバンドの存在は俺の価値観を少しずつ変えていった。

どこが変わったのか?といわれると答えるのは難しいが、形容しがたい何かを感じずにはいられないのだ。そして、自然と涙が流れる。俺にとってここまで心震えるサウンドは無い。新曲「LOUTS」を聞いて改めて思った。


「激しさとこの胸の中で絡みついた灼熱の闇」から14ヵ月。沈黙を破って届けられたこの曲もまた彼らの進化を示し、虜へ、この曲を聞く人間へ強烈なメッセージを残したいとフロントマンの京さんを通して伝わってくる。一説には去年、急逝した大祐さんにあてたものだとか。それを思い返しまた歌詞を追うと心が痛む。あまりにも歌詞が重い。でもそれは京さんだからできること。自分が代弁者となることを選び、他の者の指標になっているからこそ辛く、苦しい現実に直面して生きている俺たちの気持ちごと救われているのだと俺は思う。


疑心、怠惰、現実逃避、嫉妬、懐古主義etc...。俺の中の負の部分なんてキリがないくらいある。それを受け入れるわけでも、消し去るわけでもない。自分の中で飲み込みどう糧にするか。俺はそんなふうに感じた。



長々と書いてきたが、京さん、薫さん、Dieさん、Toshiyaさん、Shinyaさん。あなた方の歌にいつも救われています。Dir en grey というバンドの一つ一つの楽曲があるから俺は生きています。ありがとうございます。