「奈央?…なーお!どうしたの?」
美香の言葉にハッとする。
「ねぇ、美香あの人…」
彼の方を向いて言うと
「どの人?え?あのギャル男風な人?
あー、奈央嫌いなタイプだよね(笑)なに?気持ち悪かったの?」
「いや、何か、好きかも」
「はっ?!え?!なに?!どゆこと?!」
そりゃそうだ。
私はこの時B−GIRLという系統だった為か
見た目坊主にヒゲ、アメ車!みたいなB−BOYが大好きだった。ギャル男?マジやだ。きもい。とまでおもってた。
ギャル男だった人ごめん。
「ほんとに言ってんの?!」
「うん」
そんなやりとりしてる間に彼は波際を離れてどっか駐車場の方に歩いていって姿が見えなくなってしまった。