離婚したいと、離婚届をだした時、元夫は戸惑っているように見えた。離婚届を取りに行くにも休みがなかなかもらえず、高校の卒業式終えて、慌てて役所に取りにいき、その夜頭を下げてお願いしたわけだか。

元夫は、ケーキを買ってきてくれた。娘の卒業を祝うつもりだったのだろう。


話し合いたいと何度も頼んだ。お金のこと、会話もない生活。私は自分の会社のことや、元夫への不満を言うことも禁じられてた。不満を言ってもまともに取り上げてもらえなかった。

年齢もあり、更年期だと片付けられ、相手にもしてもらえない。

娘は結局私立の理系を卒業した。学費は600万かかった。私は学資保険や、いろいろで貯金していて、自分の分担分は準備していた。

高額な費用は、半々というルールだったから、当然相手も額を調べて準備してると思ってた。

でも話す内容で、100万くらいしか準備出来ていないことが分かった。どうするつもりだったのだろう。今までお金が必要になって、準備出来てない場合は、親、私、ローンと人に頼ればなんとかなった。誰かが助けてくれると軽く考えていて、助けてくれないこともあるとすら考えない、おめでたい元夫。

不満は、全て考え過ぎだで逃げてしまう。


その時海外旅行に誘われて、どうしても行きたかった元夫。行かせてくれと頼んできた。私が失業中、生活費も入れてくれず、僕たちは、それぞれ分担分が決まっていて、状況に関わらず自分の分担は自分で、と言った元夫。だから、同じ言葉を返した。行きたいなら行けば良い。だけど分担ルールは守って欲しいと。

助けてもらえないと分かった元夫は怒り、度量が無いとなじり始めた。でも無視した。


ライオンの隠れ家をみて、昔のことを思い出した。自分だけが可愛い人だから、甘えさせてもらえないと分かったのだろう。もう縁を切ってくれた。私はあなたに取って必要な人間にはなれないと、それだけの力は無いと下手に出たから、離婚届もサインしてくれた。


自由を与えてくれた、それは感謝している。