an kou 58のブログ

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気が向くままの 
取り止めが無いブログです。
その時その時に興味あることを・・・


 

 
とんかつ店 
かつ進 三組坂下外神田店さん
 
湯島の三組坂を下った三組坂下交差点の角にあるお店です。
 
 
千代田区外神田とはいうものの、道を挟んだ西側は文京区湯島になります。
50mほど北に歩けば台東区上野に入り、不忍池•上野公園•上野駅と、なかなか良い散歩コースになります。
 
 
 
もう40年も前の事ですが、
当時勤めていた会社の部長が、「今日は出前でも取りましょうか」と、事務所にいる社員に、昼ご飯をご馳走してくれる事が時折ありました。
そんな時は、決まって「かつ進」のかつ重でした。
当時は出前もやっていた記憶があります。
 
私の中の遠い記憶では、
御飯の層より厚みのあるアタマが、お重一杯に敷き詰められたかつ重で、ちょっと高級感があり、とても美味しく感じました。
毎回、部長を始めみんなニコニコしながら食べていた様に思います。
 
 
 
 
狙うはかつ重一本。
かつ重は手間がかかりそうなので、
開店したばかりの空いている時間を狙い入店。
 
 

 


ランチタイムサービスの
かつ重定食 1100円です。
 
 
40年ぶりの緊張をほぐす為の
生ビール600円を1口飲む間に、山盛りのキャベツが出てきました。
 
 
定食は千切りキャベツと味噌汁が付いているようです。
 
 
生ビールのお供に、最初はドレッシングで食べ、
 
 
 
途中からソースをかけました。

 

 
生ビールを飲み終わったタイミングで、味噌汁とかつ重が到着しましたが・・・
 
なんと
かつ重の湯気で、味噌汁が霞の中!
(揚げたてのトンカツで作るかつ重はアツアツです)
 
 
豆腐、ワカメ、きざみネギのオーソドックスな味噌汁ながら、ダシが効いていて染みるな~
 
満を持しての かつ重

 


記憶の中のイメージとは少し違い御飯見えていますが、アタマの厚みは御飯の層と同じか、それ以上です。

 
でカツを摘むと 飴色に良く煮込まれたタマネギがよく絡んできて食べやすいです。

端の方は、サクサク衣とジューシーお肉でトンカツの旨みを堪能できます。
これはこれで、旨いけど、
こんな感じだったかな?

40年も同じ味なワケはないからなぁ

時間が経ちすぎて、忘れたかな…
と思いながら食べ進むうち、
真ん中辺は、衣に割り下の甘辛味がじんわり染み込んで、微かに、むかし事務所で食べたかつ重の味が感じられました。
なるほど、あれは、出前のかつ重の旨さだったのか。
蓋をして運ばれるうちに、衣が蒸れて柔らかくなり、味もしっかり染み込んでたのでしょう。



美味しく完食です。

40年ぶりのかつ重の味に、非常に満ち足りた気分で店を出ました。



思い入れが強くて、なかなか書けないままに、

蕾ばかりだった庭の芍薬が 
咲き始め

4/25  




4/26 


いつの間にか
花盛りになりました。

4/28