読んだ本の数:25
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ナイス数:323

ひなこまちひなこまち
読了日:08月25日 著者:畠中 恵
水やりはいつも深夜だけど水やりはいつも深夜だけど感想
光と影と、明かりと影と。雨と虹と、朝と夜。家族の様々なあり方があって、良いか良くないか、答えもなく。ただ、そこにある。家族。綺麗で優しくて切なくて、温かい本でした。
読了日:08月24日 著者:窪 美澄
ぐるりのこと (新潮文庫)ぐるりのこと (新潮文庫)感想
梨木さん、凄く考える人なんだと思った。海外での、何となくとった行動でも、瞬時に相手の心を考えているようで。小さなことから、あおう、周りぐるりと見えるところから、遥か時代を超えて見ているみたい。
読了日:08月23日 著者:梨木 香歩
怖い絵 (角川文庫)怖い絵 (角川文庫)感想
なるほど。時代背景など知れば、観る目も変わるわな。
読了日:08月23日 著者:中野 京子
パンドラ 猟奇犯罪検死官・石上妙子 (角川ホラー文庫)パンドラ 猟奇犯罪検死官・石上妙子 (角川ホラー文庫)感想
石上妙子が死神になる前、ガンさんの髪の毛がまだふさふさしていた頃。 また、初めから読み返さないと、、、ON から。町田さん、、思い出せない。ああ、やっぱり面白いわ。 
読了日:08月22日 著者:内藤 了
化学探偵Mr.キュリー (中公文庫)化学探偵Mr.キュリー (中公文庫)感想
何の引っ掛かりもなく、スラリと読めた。もうちょっと、入り組んだ、ひねりを加えても良いかしら。私的にはです。Mr.キュリー もっと、読んでいきたいです。
読了日:08月21日 著者:喜多 喜久
メビウスの守護者 法医昆虫学捜査官メビウスの守護者 法医昆虫学捜査官感想
 やはり、面白い。虫の生態とか興味深い。読んでいて、香ってすごいと思った。傷を、心も、癒してくれるけれど、、、成分にはみょうちくりんなものも入ってるんだよね。けれど、それを嗅ぎ分ける人間の身体が精巧の精密に神秘的に創られているのがわかる。
読了日:08月20日 著者:川瀬 七緒
シンクロニシティ 法医昆虫学捜査官シンクロニシティ 法医昆虫学捜査官感想
 大吉、今回登場は少ないものの、私好きです。見たことも、聴いたことも、味わったこともない昆虫の世界に、サラリと触れることが出来ました。実際に目の前には決していてほしくはない存在だけど。。。。内容;命に関して。  だけど、どんだけ憎くても、殺すかな。。。?
読了日:08月19日 著者:川瀬 七緒
f植物園の巣穴 (朝日文庫)f植物園の巣穴 (朝日文庫)感想
 『今』の自分の心のまま、『子供』の頃に戻れたら、どんなにいいだろう。もっと、良い行動が出来ていたのではないか。。と、何度思ったことだろう。主人公はかつて自分の圧さなかった頃に、そう思える場所に居る。人の記憶は不確かで、造り上げられたものである場合があると聞いたことがある。そして、主人公は自分自身を斜め後ろから見ることが出来たんだろう。主人公がわからぬのも当たり前と思いながら聞くと、坊が『わかった』という。 --まだまだ、理論の構築に無理がある。だから私はこの「理の無さに」救われた思いがした。 --とある
読了日:08月18日 著者:梨木 香歩
鬼の蔵 よろず建物因縁帳 (講談社タイガ)鬼の蔵 よろず建物因縁帳 (講談社タイガ)感想
 一気読み。もう一回くらい読まねば、よ~~~く理解できた居ない気がする。 長坂がね。。。もっと、酷い想像をしていた私 自身が一番怖いかも。
読了日:08月17日 著者:内藤 了
冬の日誌冬の日誌感想
自身の弱さ、醜さ、性癖まで、ここまで書くこと、私には絶対出来ない。自分の愚かさが鏡のように映し出されるようでした。
読了日:08月16日 著者:ポール オースター
MIX 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子 (角川ホラー文庫)MIX 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子 (角川ホラー文庫)感想
未来くん、永久くん、、、どうなるの?あれは?これは?謎だらけなのに、こんな終わり方><。。。いや、続き方、、、><。。。早く、私に続きを読ませて。。。。><。。。。
読了日:08月14日 著者:内藤 了
本にだって雄と雌があります (新潮文庫)本にだって雄と雌があります (新潮文庫)感想
まぁ、助走は暫し辛く、息継ぎの難しい読書であった。がミキとの出逢いからだんだん興味そそられる。所々私のツボを刺激し、プッ!と笑えるのだが。 この本は、本になる為に成るべくしてなった本だろう。本を読むのはなんでか?わかったような、わからないような。しかし、やはり、紙でできた本を、宙を飛ばなくても、本を読むのには理由がありそうだ。ミキが病に倒れた時、『薬飲んでへんのやて?』に『ちょうど今、飲んでるところや。本という心の薬を』今の私はフルマラソンを走りきった気分。ナンチャラ〜ハイだ。沢山読んで白い象に乗るぞ
読了日:08月13日 著者:小田 雅久仁
ほとんど記憶のない女ほとんど記憶のない女感想
催眠術にかかったような、不思議な気分。催眠術かかったことないけど。 彼女は、彼女であり、私である。ショウウィンドウに映った自分が、遠く感じるように、自身を他者の視線で描いてる。いや、他者と自分の隔たりも曖昧で、また、ハッキリと違うようでもあるし。一つ感じたのは、書き手は、自分をきっと責めているのではないか?出来得る以上を自分に課して出来ない自分を、他者として批判しているように思えた。辛いのじゃない?そう思ったのは私だけだろうか?
読了日:08月12日 著者:リディア デイヴィス
冬虫夏草冬虫夏草感想
今回は、花の画像を検索しながら 花とともに楽しめた。見たことある、ある、な花なのに名前なんて知らないものの方が多い。読み終わりたくない。あと引く本だった。ーーー【繊細と強靭その両方が必要とする種類のものだったかもしれんし。凡人は繊細に拘れば強靭が遠ざかり強靭を貫けば繊細が擦りとらててゆく。そして、繊細でもなく強靭でもない鈍感粗野にして脆弱、という器に成り果てていくのだ。】ーーーアケボノソウより。強く柔らかくしなやかで、人知れず強く咲く野草になりたい。
読了日:08月11日 著者:梨木 香歩
まるまるの毬 (講談社文庫)まるまるの毬 (講談社文庫)感想
美味しそうなお菓子がたくさん出て来ます。お茶とお菓子を用意して、ゆっくり読みたいそんな本です。
読了日:08月10日 著者:西條 奈加
家守綺譚家守綺譚感想
夢と現の間。人と幻 妖のような世界。風が吹き、雨があり、地に息吹く花々、草木。ああ、まだ、目覚めたくない。もう少し。もう少し。うつらうつら、夢心地のそんな本でした。
読了日:08月10日 著者:梨木 香歩
優しい子よ優しい子よ感想
10歳の白血病の少年 茂樹 女流棋士に憧れ手紙を送り、二人の交流が始まる。茂樹は自分自身が苦しく、辛いのに女流将棋の足のことを気遣い「先生の足がいたくないように、おいのりしています。」と手紙に書いている。女流将棋み逢いたいと思いながら、自分の姿を見せることで、女流将棋に哀しみを残すことを気遣い最後まで彼女の痛みがなくなるようにと祈っている。人が生涯かけて持つことのできる「優しさを、彼は10年で会得してしまったのではないか。」最初から最後まで涙が出た。 私なら、千年かけても得られないだろう。
読了日:08月09日 著者:大崎 善生
私がダメ母だったわけ (コミックエッセイの森)私がダメ母だったわけ (コミックエッセイの森)感想
なるほど。。。。バケツの水が、ちょっと、減った。
読了日:08月07日 著者:武嶌波
レヴォリューションNo.3レヴォリューションNo.3感想
3年前に読書メーター登録して、400冊目の本。2017年課題図書でなければ読んでいなかっただろう本。--学生は学業が本分だろうけど、こんな、ヤンチャ・ワルにしか出来ない体験。私には到底縁のない世界だから憧れるんだろうな。山下;いいな!P266『ただ、笑えばいいだけなのに。可哀そうな奴だ』の、言葉に、しばし、呆然。それこそ、私に出来ない事だったんだ。。。
読了日:08月06日 著者:金城 一紀
ジニのパズルジニのパズル感想
韓国の方の動画を観て、北朝鮮・日本に対するその人の考えを語っていた。それで、この本を思い出して再読。この本惹かれるんだ、どうしてだろう。ジニは、とても個性的で、強い人。私は全く違う人間だけど、同じ気持ちを持っているんじゃないだろうか。P180『星は言った。私は宇宙を舞うただのゴミよ。ー私の名前は社会のゴミ。お互いゴミ同士だね。」今回は読んで、この言葉が凄く心に残った。ジニは全てを受け入れることが出来た。そして、居場所を見つけることが出来た。私も、探し続ける。ジニのように強くはないけれど。。
読了日:08月04日 著者:崔 実
君は月夜に光り輝く (メディアワークス文庫)君は月夜に光り輝く (メディアワークス文庫)感想
この手の小説で、私ゃ、泣かないよ。と、思っていた。泣くことは、無いない。この類の本では。。そのはずだった。だけど、違った。終盤では鼻水も涙も解らないくらい、泣いてた。なんでだろう。心が揺れる。ズキズキ痛む。死が怖いと思ってはいない。思っていなかった。でも、生きるための強さや、優しさを私は持っていないことに、この本で気付かされた。後ろめたい気持ちを持っているのは、私だけじゃない。誰も、皆何かを抱えている。命、生き方そのもの、そして、人とのかかわりで何時か、何処かで、誰かに助けられたり助けたり、そうなりたい。
読了日:08月04日 著者:佐野 徹夜
絶叫 (光文社文庫)絶叫 (光文社文庫)感想
自分自身と重なる部分もあって、心が痛かった。if もし、あの時に死んだのが私の方だったら、、もし、、。空回りばかりで、後悔ばかりの日々。他の人と比べると、更に、凹むばかり。陽子も、全てが裏目裏目に転がってしまう。何が間違っていたんだろう?正解を教えてくれる人もいない。家族でさえ、、。何処に居場所を得られる?温もりを感じられる?誰が、叫びを聴いてくれただろう。「あなたは、」と語りかける人物は、陽子の過ちを、if を、何時気付かせるんだろう。気付いたんだろう。 if は、ifに過ぎないいだよ。
読了日:08月03日 著者:葉真中 顕
ダイナーダイナー感想
グロい。エグい。しかし、グイグイ読んでいける。エグかった読み始めだけれど、想像力が追いつかず終わりの方は、グロさに麻痺状態?私の知らない怖い世界。覗き見るには面白かった。カナコさんは、大馬鹿ではない。と思う。
読了日:08月02日 著者:平山 夢明
ダイナー (ポプラ文庫)ダイナー (ポプラ文庫)
読了日:08月01日 著者:平山 夢明