インドでは大昔から瞑想を集団で行っていて、
それをヨーガというようになったそうな。
瞑想・メディテーションは、日本でも古くからおこなわれていて、
座禅などで人々は精神統一を目指してきたわけですね。
あるヨガ関係のサイトで発見した言葉。
「ヨガとは生かしあうことを大悟する」
大悟の意味は「完全円満な悟りを開くこと」
う~~~ん・・・と唸ってしまいます。
私もヨーガをちょこちょこと生活に取り入れているけれど、
やっぱり哲学的なことを理解して心で行を積まないといけないんだ・・。
そして、こんなことを考えているうちに、
以前、我が家の法事などの時にやってくるお坊さんの法話を思い出しました。
「悩みや苦しみが深いと感じた時は、
お釈迦様に手を合わせて静かに唱えてください」と。
「〇〇さんの病苦しみがなくなりますように。
〇〇さんが幸せでありますように。
私が幸せでありますように。
延々とおもいつく人の名を使いながら祈る・・・・・
中略・・・生きとし生けるものが幸せでありますように」
私はこの言葉を筆でかいて仏壇に張り付けてあります。
そしてそのお坊さんがさらに言ったことが、
まさにヨーガにつながると今更ながら感じて嬉しくなりました。
「落ち着かないとき、不安が高じた時は動作をゆっくりしてみてください。
ゆっくり息をしながら心の中でつぶやきながら動いてみるのです。
今、私は右足を上げます、おろします。左足を上げます、おろします。と繰り返してください」
これはまさにヨーガと重なりますね。
人間の生命力はこうした教えを残したのです。
心理治療の技法の中に「アファメーション」というものがあります。
これは、自分に対して肯定的な言葉を与えるということです。
ヨーガの生かしあいと仏教の祈りと心理学のアファメーションなどを組み合わせて、
日々感謝しながら生きていければ、
怒りや恨みや嫉妬など、心を汚すものとは縁遠くいられそうです。
ここのところ仕事で忙殺されていて、
先日、オーバーヒートで久しぶりに発熱したものの、
休むことなく、通常の運動をとめることなく元気になれたのは、
目に見えない精神力と気のバランス力の向上かもしれないなと、
ヨーガに感謝しつつ、自分の体と心にも感謝です。
ヨーガを求めて集まる人々と、
生かしあい、共に高めあっていければと思います。
NAMASTE