私は底辺の福祉の最前線にいるのでとんでもない経験をすることがある


その度こんな仕事辞めたいと思うけど

年々図太くなってきて多少のことでは驚かないし落ち込むことも無くなった


私は個室で子どもや保護者などと面談するが、セクハラまがいのことをしてくる輩は減らない


今は守られている方だけど、以前は訪問した家の男性からレイプまがいのことをされたことがある


その男性は実娘を借金のかたにして複数の男達に娘を差し出していた

自宅訪問の際には必ず2人以上で行くことになっているが、その日は私1人で来るように!じゃないと話をしないと言われ仕方なく私だけが行った。途中までは男性職員に送ったもらい近くで待機してもらっていた。


古びたマンションの7Fの日影の部屋。呼び鈴を押すと背丈は180センチはあり、かなりの巨漢の男がのそっと出てきた。

部屋は見渡す限りゴミが積まれていて吐きそうになるほどの異臭がした。


奥の部屋に通されて入ると大きなTVが付いていてAVを観ていた。

悪びれるでもなくTVを消すでもなくニヤニヤしながら私と画面を交互に見る。


散乱した部屋にはアダルト本も散らばっており、流石にどこに目を向けていいのか私も狼狽えてしまった。

そこを瞬時に見抜かれたのかいきなり私に襲いかかってきた。手で口と鼻を塞がれ殺されると本気で思った。苦しくてもがくが無駄な抵抗だと悟った私は抵抗をやめた。すると「わかればいい!先生、気持ちよくしてやるからな」とニヤついて私の服に手をかけブラウスのボタンを引きちぎった。


あ!そっち??殺されるのではなく犯されるのだ


と思った私はとんだ呑気なマヌケ女だ


でも、それくらいで今回の大切な取り決めが果たされるなら…とも思った。その時は自分を犠牲にしてでもその男からの言質が欲しかったのだ。


でも、何日も風呂にも入ってないような汚らしい相手の顔を見ているうちに猛烈に吐き気がした


汚い話…その場で嘔吐してしまった


その瞬間、男は驚き私から一瞬手を離した


すぐに逃げられるものでもなく激しく嘔吐してしまい動けないままの私


後ろを振り向くとニタニタしながら「すぐによくなるから」と言いまた覆い被さってきた


こんな状態の私を犯せるのか?


恐怖でいっぱいになった



目の前に孫の手のような物が目に入り咄嗟に掴んで相手に振り下ろした


顔面にヒットして流血しながらも手を緩めない

ポタポタと汚らしい血が私にも落ち始めた

流血に気づいた相手は怒鳴りながら私の首をも締め始めた


とにかくもがいた

ひたすらもがいた


殺してしまいたいと本気で思った


でも私の力ではどうにもならない


意識が遠のく中、呼び鈴が鳴った

誰かがドタドタと入ってくる足音がした

複数の男たちの声…笑い声が遠くで聴こえていた

そこで私の意識は切れた