【制作背景・特徴】
JR東日本115系 最期の7編成。
その中でもその奇跡的なトップナンバー蘇生と高崎115亡き後の唯一無二の湘南色から特に人気が高かったN38編成から。
長年長野地区で活躍してそのまんま潰えるかと思われた同編成が奇跡的に新潟転属編成に選ばれ、新潟の115系になったのは2014年のことであっただろうか。
そして2018.3の新潟駅高架化事業に伴うATS-Pの関係で生え抜きが全廃し、4年間もの間最後の七色の7編成の1つとなり、JR東日本の115の大トリを担った編成ってのがN38編成の大まかな来歴。
長野色→3次新潟色→湘南色と新潟でも3度色を変更したが結果的に新潟にいる期間は湘南色の時間が一番長かった。
しかしその実態は実は旧新潟色に塗り替え予定を検査時に誤って湘南色にしてしまった、だとか。その結果、転属当時から湘南色だったN40編成が旧新潟色となった。
新潟地区の他の復活湘南色の編成たちはJRマークが省略されていたがN38に関してはJRマークありで最後まで運用されたのが大きな特徴…かな?
唯一の湘南色、1001が綺麗に並ぶトップナンバー編成として新潟のアイドル…というかジジドルだったN38編成。
2022.3.11、新潟の花形"新井快速"とその折り返しの直江津行の最終日にJR東日本の115系として最期の運用についたのもまたこの編成であった。
その後はその編成の希少性から保存を願う声も多く、他の6編成が解体されても残存していた同編成。しかし引退から半年経った2022.9、新潟車両センター内の解体線にてもう1両の希少車であったクモヤ143-51とともにひっそりとその車生の幕を閉じた。
【加工内容】
・付属パーツ取り付け
・あついデカール 貼り付け
・シングルアームパンタ化
・AU75G冷房装置へ交換