今日の時事通信に中国の鳥インフルエンザのニュースが報道されました。

中国国家衛生計画出産委員会は10日、H7N9型鳥インフルエンザの感染状況に関する月例データを発表しまして、6月30日時点の死者は5月末から4人増え43人、感染者は江蘇省で1人増え133人となっているそうです。

このほか台湾でも感染者1人が確認されているというニュース内容でした。

日本国内では、参議院選挙や、慰安婦問題、尖閣諸島問題、エジプトの政変、原発再稼働申請、オスプレイ配置問題と大きな話題が近頃 注目されていますが、中国の鳥インフルエンザはまだ収束されていなかったのですね。

マスコミに取りあげられなくなると、もう問題は終わったかのごとく感じますが、やはりこういった事柄については、アンテナを張り巡らせておかなければならないと思います。

これと似た様な現象ですが、7月に入って、政府が電力の節電を訴えていますが、やはり一昨年や昨年の夏と比べると、政府の姿勢や社会的な雰囲気において、電力に関しての危機感は全く感じられません。

あれだけ騒いでいた電気不足に対するの不安の声は、どこへ行ったのでしょうか。

毎週金曜日の国会デモもほとんど、ニュースに取り上げられませんし、被災地のニュース等も、もの凄くとりあげる数が減ってきています。

この国の政界、経済界、マスコミが、現在 国が抱えている大きな問題はありませんよ~!という、世論を操作する姿勢に恐怖さえ感じます。