座間放射能測定室と東林間放射能測定室は、毎日 検体の計測に追われておりますが、ここ最近 注目を集めているのが、小麦粉の汚染です。
どこの市民測定所も現在国産の小麦粉に注目している様です。

座間測定所、東林間測定所ともに、国産小麦粉を計測して、セシウムが出ているものがあるとのことです。

小麦粉は、うどん、そば、ホットケーキ、餃子の皮、てんぷら、フライ等、多くの食品に使われているものです。

小麦粉について、気になりましたら、市民測定室に持ち込んでみてください。


以下 座間放射能測定室の稲垣さんのコメントです。

「小麦はタケノコと同じぐらいの汚染地域のような気がしてきます。静岡でも若干でており、ブレンドされる危険性があるという点も危惧している。

「検査済み」として出荷されている小麦粉にも数字がみえます。

地粉に注意してください。地粉を使った加工品もしかりです。
本当に毎日食べるものは自分の目で確認したほうがいいでしょう。

去年の4~5月、麦の育成期間の大事な時期に大量降下してきた事が大きいと思います。

去年11月にまいた分の麦の収穫が終わっていますので、それらを測定して早く安心したいところです。新麦です。

粉モノは子供も大好き。お好み焼き、たこ焼き、タイヤキ、アメリカンドッグ、クレープ…

たいやき屋さんは皮も中身もしっかりと測定してほしいところ。(両方とも出やすいですね)」


座間放射能測定室で計測された計測データーを写真で載せておきます。


(写真をクリックすると拡大します)
$こども まもりたい

CS-137  3.23ベクレル/kg
CS-134  1.81ベクレル/kg

  合計  5.04ベクレル/kg   


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$こども まもりたい

CS-137 3.41ベクレル/kg
CS-134 3.70ベクレル/kg

  合計 7.11ベクレル/kg



下の写真は、東林間放射能測定室にて販売している薄力粉です。

岐阜県産の薄力粉で、袋表面のQRコードに放射能検査の検査結果が入っているとの事です。

検査結果をポジティブに表記することに関して、消費者庁からクレームが入ったらしく、苦肉の策としてQRコードで表記したらしい。
スマートフォンなどでは、QRコードは読めませんが、初めての試みではないかと、言われています。

(写真をクリックすると拡大します)
$こども まもりたい

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小麦粉だけではなく、心配な食品は ぜひ市民測定室に持ち込んでみて下さい。

測定値を集め、市民測定室で情報共有する必要があるので、どうぞ宜しくお願いします。