いつもありがとうございます。ヒロ之丞です。

 

odB HYCAAのボリュームを、アルプス電気のRK27にしてみようと思い立った。

これが正常に機能するまで、なかなか難航したのだけれども…。

 

6つの端子があり、基板にも6つの穴があったので、それらを電線で結合した。

が、ボリューム端子には、プラスとかマイナスとかの印がない。

 

そのため、配線が間違っていた。パワーアンプがMAXの音量で鳴って、

ボリュームが効いていない。ボリュームをゼロに絞った状態で、である。

 

ボリュームの端子を上にして、それを基板の端子と照応させていた。

けど、それが間違いだった(左右が逆になっていた)。

 

ボリュームの端子を下向きにして、上から基板に挿すと考えれば、正しい配線がわかる。

 

最初はLV-2.0のコントロール基板のボリュームを交換しようとした。

けど、穴が小さくてRK27の軸が通らない。かといって、物理的に穴を大きくするスキルも気力もない。

 

それでも諦めきれず、グラグラの状態で(ねじ止めなしで)使っていた。

よくよく考えたら電子ボリュームは使用しないので、コントロール基板の穴を通す意味がないことに気づいて、取っ払った。

 

久しぶりにアルプス電気の音を聴いたが、やはりこれはクセがある音だ。粘りのある音。

かつてエーワイ電子のハイエンドボリュームコントローラや、インターシティのMBA-1 PEを愛用していたので、懐かしさを感じた。

 

きめ細かい制動を施された音なので、几帳面な日本人が好む音だと思う。

アキュフェーズ的な音といったらよいだろうか。