いつもありがとうございます。ヒロ之丞です。
本当にどうでもいいことだが、オーディオ購入にあたっての「俺ルール」を作った。
完全に自分用。順次、追加していく。
(1)重厚長大 NO!
以前、GOLDMUNDのMIMESIS8を導入した。
35kg。動かすときは、死線を超えた。
SUN VALLEY SV-91Bはどうか。
24kg。真空管アンプのため持ちづらく、バランスを崩して300Bを割りそうになった。
どうも重いアンプほどありがたみを感じる、という気質が俺にはないようだ。
メカに疎いからかもしれない。重量級が部屋に鎮座していると、なぜか惨めな気持ちになる。
いざ処分するとき、容易に動かせないというのは、リスクに感じる。
ましてや中身についてはブラックボックスで、意味不明なパーツの集積なのだ。
KAV-400xiも手放したが、これは重さのせいではない。置き場所があれば買い戻したい。
これは14.1kgだったので、おそらく15kgあたりまでが許容範囲なのだろうと思う。
なので、俺はSANSUIのアンプには手を出さないし、JBL 4344が欲しいと思ったこともない。
(2)自分の耳で判断する
もともと右も左もわからない時期、SOULNOTEのスタイリッシュなアンプを見てこの世界(笑)に入った。
ct1.0、ma1.0、sa1.0RB、sd2.0、sa4.0×2、ss1.0、sm1.0などを導入した。
当時、SOULNOTEの看板だった鈴木哲氏(現FUNDAMENTAL)の信条は、
小出力、XLR端子、NON-NFB、とかだった。
俺はお経のように、それを無批判に信じた。自分で判断ができなかったからだ。
よくも悪くも、俺の耳はSOULNOTEの機器によって鍛えられた。感謝している。
その後、徐々に違和感を感じ始め、SOULNOTEを処分した。好みの音とのずれを感じた。
本当に自分好みの音を探して、旅立ったのである。
いま真空管アンプをメインに使っていて思うのだが、俺はたっぷりNFBをかけた音が好きだ(笑)。
歪む歪まないより、音の実質(ボディ)が薄まると、物足りなさを感じる。
小出力の3極管シングルがいいだって?とんでもない!!
大出力の多極管のプッシュプルに限る!それはトランジスタでも同じこと。
MOS FET?輪郭がぼやけるのはNO!
バイポーラ万歳である。これはリクツではない。好き嫌いの問題。
かといって、めちゃめちゃ濃い音が好きなわけではなく。
JBL 4343よりYAMAHA NS-1000Mのほうが好きだ(動画を見る限り)。
JBLは、わずか数分の動画視聴で聴き疲れする(笑)。
ケンリックサウンドの動画はすごいが、あの音だと濃すぎる。
低音がドッカンドッカン出てくる「いきなりステーキ」みたいなのは、胃がもたれる。
低中高の配分にも好みがあり、結局、こればっかりは自分で聴いてみないとわからない。
ニアフィールドで、比較的小音量で聴いても珠玉の音を紡ぎだす機器。
アッサリすぎず、コッテリすぎないもの。クリーンだが、音の厚みが失われていないもの。