いつもありがとうございます。ヒロ之丞です。


「ウォークマン史上最高音質」と噂の、ウォークマンNW-A866http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=cpaheaven-22&l=as2&o=9&a=B005MLOWKGを購入しました。新製品ではなく、もう生産中止されてる「枯れた」製品なんですけどね…。私はイコライザとか使わず、素直にピュアな音を楽しみたいタイプです。ウォークマンは心配したほどドンシャリな音ではなく、わりとフラットでよいです。


いままでiPod nano(第4世代)http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=cpaheaven-22&l=as2&o=9&a=B000VVBJ3UCreative EP-630http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=cpaheaven-22&l=as2&o=9&a=B000XR2O40というイヤフォンを直挿しして楽しんでいました。特に不満はなかったのですが、「もっといい音質で楽しめるのでは?」という欲が出てきたのです。まずイヤフォンをCreative Aurvana In-Ear2http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=cpaheaven-22&l=as2&o=9&a=B003EIJG1Yに変えました。音がよりクリアに聴き取れるようになりました。


一時はipod nano+ポータブルアンプという線も考えましたが、それだとポケットに手軽に入れて携帯するという感じではなくなります。よくよく考えると、ヘッドフォンなどかさばるアイテムを欲しいとは思わず、音質も上を見ればキリがないですが「携帯性」が優先であることに気がつきました。昔、CDウォークマンなる商品もありましたが、そこに食指は動きませんでした。かさばるCDを外に持ち出して聴こうという気になれなかったのです。そんなわけで、ipod+安価なポータブルアンプの代わりとして、ウォークマンの購入に至りました。「携帯性」のワクの中で高音質化を考えた場合、これがベストだと判断しました。


ipodは音質が悪いからアップルはダメ、という書き込みを見ます。ウォークマンはデジタルアンプを搭載しています。ですがその分、余計に電力を消費し、バッテリの持ちが悪いです。音質にこだわるとAACとか圧縮音源よりも非圧縮音源で保存することになりますが、当然ファイルのサイズが大きくなり、多くの曲を持ち運べなくなります。いい音質を求めるならばそれなりのコストを必要とし、それはトレードオフの関係なのです。いいことばかりではありません。私を含めた大衆のニーズは「利便性」「携帯性」にあり、そこに訴求して大衆の支持を得たアップルは賢いと思います。圧縮音源を聴くなら、ipodでも十分な品質ですし、携帯音楽人口を押し広げたアップルの功績は大きいです。


さらに特筆すべきは、ipodにはデジタル出力端子があるということです。いまはデジタル情報を直に取り出せるDAC/アンプhttp://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=cpaheaven-22&l=as2&o=9&a=B004NZESV0はかなり高額ですが、将来的に普及価格帯で出てくる可能性があります。そうなればipodの音質をどうするかはユーザーの嗜好次第ということになります。選択の幅が広がります。そういう拡張性を確保しているところも評価できます。総合的に考えると、今後もipodを手放す気にはなれません。


これからさらに個性的なイヤフォンを試したり、エージングをしたりして楽しみたいと思います。しかしエージング(長時間聴くうちに機器の音質がよくなってくること)なるものもなんか「都市伝説」っぽいですね。機器そのものが変化するというよりは、聴き手の聴覚が徐々に機器に適応していく脳の問題のような気もしますが…。