「あーやっちゃった。これ仕事ができない人がやるやつだ。」
朝のオフィスに響き渡る。

自虐的に言ってはいたものの
(そういえば、仕事ができるってなんだろう・・・)
と改めて思いました。

 

個人的には仕事はできなくても別にいいと思っています。

世の中的に仕事ができるようになりましょうっていう風潮があります・・・。

そのような風潮が決して悪いという訳ではないです。
ただ、かなり雑に使われているような気がしてなりません。
 

 

・頑張りと対価は釣り合わないことが多い
 

営業職・経営職・企画職・マーケティング職という場所では、
頑張って結果を出した分については報酬としてある程度手元に残ります。
 

ただ、そういう職種は全体としては割合は少ないのと、

上記の職種でも評価制度の会社では直接的なインセンティブが発生するわけではありません。

 

それと、世の中のお金を持っている人が

みんな仕事ができるかというと実はそうでもなかったりします。

 

そういう人たちは、お金にするのが上手な人たちであって

仕事ができるとは限りません。

 

そこを履き違えて暗い顔になっている人を

僕は何人も見てきましたし、

きっとみなさんの隣にもいるでしょう。

 

もしかして、これを読んでいるあなた自身かもしれませんね。。。

 

もうひとついうと、

いまやっている仕事ができるようになっても、

システムやツールの発展で置き換えられていったり、

 

あるいは逆に更に色々な無駄なことを覚えたりしないといけなくなるのが

昨今の無限ループのトレンドであるため、

終わりのない頑張りをし続けなくなることがあります。

 

そんなことで精神病むくらいなら、

もっと楽に考えて、できないことはできる人に聞いて

軽く注意されても乗り越えるメンタリティスキルを手に入れることの方が

はるかに楽な気がするのは僕だけではないはずです。

 

また、「敢えて頑張りすぎてない」と考えながら生きている方が

『ポテンシャル未知数』という自分ができあがるので、

ちょっとわくわくする気がするんですよね。

 

しかも、新しい仕事を覚えないといけなくなったとしても、

「まあそんなもんだよな」という感情で始められます。

 

あまりに頑張ってひとつのことをやり始めると

サンクコストが発生するので「他のことやりたくない」ってなります。

 

できるだけ平均点を目指す生き方も悪くないんじゃないかなーと思います。

どうですかね?