市ヶ谷物語 -606ページ目

結束力を構成する要素とは何か ~300(スリーハンドレッド)より~

週末に300(スリーハンドレッド)見ました!


もちろん面白かったんです。


あらすじとか、よかったシーンなんかは
他にいくらでも書く人がいると思うので、
そちらに譲るとして


僕は


「どういう人に見てほしいか?」


「どういう人が見ると面白いか?」


について触れます。



とにかく結束したい人


これだけです。


ものすごい結束力を見せ付けられます。


300人のスパルタの戦士が数百万の敵に向かって、
王の一言で戦闘のフォーメーションを取るのですが、
「ここまでやるかぁ!」とおもわずうなります。


一 糸 乱 れ ぬ


とはこういうことを言うんだな、と思いました。


それと、王が命令を出すと、


「オウ!」「オウ!」


って感じで、何て言ってるのかよくわからないですが、
掛け声がすさまじい。


ひょっとして、勝っちゃうんじゃないか?
って思います。


掛け声でビビります。


僕も「スパルタ戦士になりたい」って思ってしまった。。。


ようするに、こういうのが「結束力」のあるチームだなあ、と。


分かりやすい目標(敵)
(民主主義と独裁の対立軸ほど分かりやすいものはない)


カリスマのあるリーダー
(レオニダス王は強いし優しい)


空気を読める
(命令を出すタイミングと戦士の掛け声は絶妙)


守るものがある
(自由の民と美しい王妃とかわいい子供)


これらが勇敢な戦士達を生み出すのだと思いました。
どれ一つ欠けても結束は生まれないかな、と。


あ、そうそう一応言っておきますが、
ストーリーはしょぼいですよ。


「おいおいまじかよ、その展開」


とか突っ込み入れちゃ駄目です。


目と耳「だけ」でお楽しみください。


それだけはお忘れないように。