歯医者さん
新しい土地で 初めての歯医者さん。
色々調べて、距離もそう遠くなく評判のいい所に行くことにした。
予約が取れなかった。
評判が良すぎた。
仕方なく第二候補の歯医者さんに行くことにした。
予約の電話を入れてみたら、びっくりするくらいすんなり予約が取れた。若干不安になった。患者いないのかな…
予約の時間より10分くらい早めに着いた。緊張しすぎて少し胃が痛い。
受付に保険証を持って行くと、可愛らしい歯科助手さんがニッコリ微笑んで対応してくれた。
同性の私から見てもドキッとする感じで、いちいち上目遣いで目を合わせてハニカんだ表情を見せる。
まさかレズなのか。
なんだか猫みたいな人だ。
待ち時間もそこそこに、治療台へと案内される。
座るそばからウガイをするよう言われ、グブグブペッ!する。なんか味が変…。キシリトールの味だ!最近はウガイの水までキシリトールが入ってるのかぁ。まるでフィンランドみたいだね!
いよいよ先生登場。
またこの先生の話し方があまりに論理的で面白い。ここは学会ですか?
初めはすっごいお堅い方なのかなと思っけど、そんなことはなくとても話しやすい人だった。
レントゲンを撮った結果、虫歯ではなく 体調によるものだろうという話だった。絶対に虫歯だと思ってたから戸惑った。
頭に「??」が浮かびっぱなしの私に、先生はゆっくり話し始めた。
歯ぎしりを噛むクセがあるって言ってましたよね?歯ぎしりをする人には緊張しやすい性格というのがあります。厳しい家庭環境で育ったり、緊張を強いられる環境にいるなど。
そこで、これから自分が歯を食いしばっているのに気付いた時は 意識してゆるめるようにしてください。あ、今自分は歯を食いしばっているなって。
そうやって意識することによって 自分はどんな場面で緊張するのか分かっていきます。そうすれば 力の抜き方も自然に身に付いていきますよ。
まずは気づくこと、そしてそこに意識を向けることです。
そして話しはどんどん深くなっていき、精神と肉体の話しに。
「hirocoさんは年齢の割には慢性的な疲れが取れていない。何でそんなに疲れてるのかですよね。」
歯を見ただけでそこまでわかってしまうのだろうか?歯はその人自身を物語る部位なのだろうか?それとも私はそんなにネガティブなオーラを漂わせていたのだろうか(笑)
嗜好以外、プライベートな事など話していないのに 先生はどんどん私の中から色々なものを引っ張り出していった。
でも、年齢と肉体のアンバランスさを指摘された時は爆笑してしまった。
途中「どんどん話が逸れていってしまうけど」と何度も言いながら、 第一回目の診療は終了した。
初めて会ったのにこんな事言ってしまうけど、と先生は言っていたけど 言わずにはいられなかったんだろう。こいつには言わねーと みたいな。
でもなんか先生にそう言ってもらえて安心した。
先生ありがとう。
ちなみに 隣の治療台にいた青年がずっと椅子を倒したまま放置されていた。
その間15分。
先生、話だけで30分は長いです。
せめて隣の患者さんが待ってる間は椅子を起こしてあげててください。
やや頭が低めの状態で放置されれのは厳しいです。

