早いもので、あの地震から1カ月以上が経ってしまった。色んな事をやっていこうという話の中から2つほど具体的な話がすすんだので、次の1カ月は、その具体的な動きを協力者と共に一緒にしていく予定です。もっと具体的に決まったら、皆さんにも報告します。

今、サンフランシスコの空港ラウンジからです。

土曜日発の日本行きの便はいつも込んでいて、Upgradableなチケットを買って、Upgradeを期待して空港に来るんだけど、今日はさすがにプレミアアムエコノミーも全部Sold Outらしい。

したがって、本当に久しぶりのエコノミーでの旅。
何がいやって、隣の人が、「わぁ、隣の人でっかい人」って思われるのが一番。

なんとなく、憂鬱になると、セキュリティーの人たちの横柄な態度まで気になってくるもの。

しかしあの身体をスキャンするマシーンの原理は?
そんでもって、どんな基準でマシーンを通らされる人と通らないでいい人に分けるのかなぁ?

僕はともかく、すっごい真面目そうなアメリカ人も一生懸命マシーンに入って手を上げ続けている。誰か、この基準を知っている人はぜひ教えて欲しいっす。

とにかく、12日の旅。
成果を出せるように!頑張ります。
ちょっと、今日の内容はいつもと違うけど・・・

うちの会社(B-Bridgeって会社です。)は、「何をやっているのですか?」って聞かれることが多いけど、B-bridgeの「B」はBiotechnologyの「B」でして・・・

僕は元々商学部出身なのに、学生上がりで就職して11年近く働いた東洋紡と言う会社の最初の所属がBiochemical Divisionすなわち、バイオ、生化学の製品を扱う部門でした。そこから、結局このバイオの世界で長くお世話になってきています。

現在の僕の時間を費やしているのは、このバイオテックの研究をする方々に使ってもらう試薬を供給する事です。日本向けにもアメリカ向けにもハイテクなバイオ試薬を紹介させてもらっています。会社の歴史(って言っても12年目ですが)の中では、自社でこの試薬の研究開発も長くやってましたが、現在はこの方面の開発は直接はいやっていません。

他の部門には、バイオにかかわらず、多くの日本の大学の研究成果である知財やノウハウを海外に紹介する技術移転、日本の大学のリエゾンオフィス的役割をこなしたりもしています。

もうひとつが、バイオセンサーの紹介、開発、製造なんかも手掛けています。この分野はヘルスケアにもつながる将来的には非常に大事な分野です。

                  Brain Athlete(ブレーン・アスリート)
$僕の周りで起こっている事


バイオセンサーの中で、脳波を測るセンサーをNeuroSkyから提供を受け、スポーツメンタルの分野で集中やリラックス度を高めるトレーニングに使ってもらハードウエア、ソフトウエアを自社で開発しました。

先日は、San Franciscoで開催されたGDCという展示会でも紹介させて頂き、お陰さまで非常に好評でした。その時の様子は色々な記事で紹介されましたが、今日こんな記事も見つけたので。


             こちら


又、今日はスタンフォード大学で開かれている近年のもっともクールな技術を紹介する展示会でも選ばれてNeuroSkyのチームの一環で紹介させてもらっています。

いよいよ露出も増えてきましたので、まずは僕の知り合いに方々には体験してもらえればなぁと思っています。実際に、自分の集中やリラックス度合いを測ってみると、面白いものだし、どうすれば自分の精神をコントロールできるかが分かるようになり、スポーツの世界だけではなく、様々な分野で使えますね。

是非、お試しください。
アメリカに住む知人、友人で何をすべきか、色々と相変わらず考えています。アメリカの報道やこちらの人のイメージは、なんとなくひどい印象なんです。

週末に会った香港系アメリカ人から言われたのは、

僕:4月後半は又日本出張に行く。
米人:なんで、そんな危険な事をするの?

僕:危険な地域は放射線の危惧のある一部の地域、津波も一部の地域、日本の機能が全部停止したわけではないですよ。
米人:日本は全部放射能に包まれて、全部壊滅したと思っていた。

僕:そんなわけないでしょ!
米人:知らなかった!

とまぁ、さすがに知識のない声だったとはいえ、日本=可哀想だけど、危ない地域で、すべてにおいて壊滅的ってイメージがあるみたい。

そんな中で、この地域に住む、日本人の知人から僕に宛ててくれたメールは、以下の通り。

(以下抜粋)

原発事故は一進一退。日本にいる人たちはさぞかし不安な毎日でしょうね。
BBCやCNNのニュースを見ていても、日本の放送と論点・口調が違うのを感じます。
多分、日本の報道は、どんなに悲惨な状況になっても、
この国で生きていかなくてはならない国民が対象なのだから、
ときにはわざとテンションを下げながら粛々とやるしかない時があるのでしょう。

これらの海外の報道のあり方も日本をさらに窮地に追い込んでいると感じます。
とりわけチェルノブイリの事故があったこともあり、ヨーロッパの報道は
日本全体を汚染地域に指定しているようなものもあるようです。
日本滞在のアメリカ人が「東京はゴーストタウンになってしまった」と発信して、
アメリカではさらなる不安と日本に対する絶望感が広がっている報道がありました。
このような報道は、日本経済が立ち直る際の大きな障害となり、
将来的に見てとても恐ろしいことです。このような国に、投資をしたいと
思う人はあまりいないですものね。

復興は長期戦になるでしょうし、日本経済が元気にならなければ、
復興も遅れてしまいます。東北地方が受けていた受注は、今どんどん外国に
取られています。一度失った受注は復興しても戻っては来ないことでしょう。

日本への観光客はゼロ。自粛ムードと相まって、サービス業は大打撃です。
それでも少しずつですが、1軒でも倒産に追い込まれるお店を助けたいと、
みんな外に出てお金を使おうとしています。

東京に住む知人が、どうかアメリカに居るアメリカ人の方々、日本人の方々に
日本に居る日本人は元気に暮らしているようです!と声を大にして伝えて欲しいと言っています。

被災地の苦労はまだまだ続いていますが、それでも確実に復興に向かっていて、
東北自動車道路はすでに全面開通、東北新幹線は宇都宮盛岡間はまだ不通ですが、
盛岡青森間は運転再開しています。被災地へガソリンを送るために、
日本海経由で貨物列車も走っています。あの瓦礫の山、津波の映像を見ると、
もう日本は沈没してしまったと思われても仕方ないのですが、
日本の多くは元気に残っています。経済活動も日々行われています。
投資をすればリターンを得られる優れた技術力を持った豊かな国なのだと。

こういうメッセージや想いも、きっと大きな力となって日本復興に役立つことと信じます。

こちらで知り合った日本人の女性のご主人で、ベンチャーキャピタリストとして
東京にオフィスを持っている方がいます。今回の災害で被害を受けた仙台の復興を
助けるために仙台オフィスを立ち上げる予定なのだとか。そこで、夫と私も考えました。
今回の災害で被害に合った弱小企業を投資と言う形でサポートすることができないかということです。

できれば小売業じゃなくて、製造業のような、更なる雇用を生み出せる業種がいい。
家内工業に毛がはえた感じかしら。。。数日前にNHKで観たのは、津波で全てが流された味噌工場。家族で代々経営していたんですって。そこの娘さんが、一から始めます、とインタビューに応えていました。
もちろん投資だから、利益が生まれればその内の数パーセントを貰うことになるでしょう。
すごいリターンになるとは思えないし、私達が儲けることが目的ではないけど、寄付を続けるには限度があるし、

長期戦になるだろう復興にはこんな形で関わっていけるのではと思った次第です。

問題は、このような投資が必要とする人をどうやって探し出すか。
私はほぼ無利子のローンのようなものと思っていたのですが、夫は利子もあるし、
例えば数パーセントのEquityも保障として受ける、ようなことを考えているようです。
そんなことを考えているうちに、県や市が産業支援課などで経営相談、融資相談を受け付け、
無利子(廃棄されることになった農産物の農家の人たちなどが対象)または低金利で
貸付を行うニュースを聞きました。こうなれば、私達のアイディアもあまり意味がないかなと
思っていたのですが、前述の友人のご主人に、友人を通してこの話が行き、
県や市はどの企業が良い企業か完璧に判断するのは難しいだろうし、全部の企業に
融資できるわけではないだろうし、再建しないほうがいい企業もあるだろうし、
私達のような個人投資家も必要だから、ツテを使って探してみる、と言われました。
海外に住む人間にとっては、日本そのものが故郷ですものね。
日本経済と、日本に住む人たちを元気にさせる一役になりたいという思いが
いい形となって成果を挙げる方法、これからも考えていきたいです。


(以上)

こちらの日本人は、皆で日本の事を考えて生活しています。