1977年に打ち上げられて、1979年に、木星に接近し、とてもじゃないけど、地球からは、全く観測できない鮮明な画像を送ってきた、「ボイジャー1号」、今は、太陽系内での役目を終えて、金板へ刻印文字で書いた、未知への宇宙人への手紙(ゴールデンレコード)を乗せて、果てしない、未知の旅を続けています。
<ボイジャー1号>
<ゴールデンレコード>
地球に生命体がいましたという証拠を送ったわけですね。「ボイジャー」は、他の知的宇宙人に、見つけてもらえるのか?可能性は、ほとんどないかもですね。どこかの星にぶつかる可能性も高いですし。もう、地球の言語は通じないので、音は生活音や音楽などが入れてあるのでしょう。文字も通じないので、ジャケットも絵ですね。
<裏面?のジャケット>
<ボイジャー1号が撮影した木星とその衛星>
<木星の大赤斑>
太陽系から、遠く離れた「ボイジャー1号」が故障し、電波を地球に送って来れなくなったが、なんとか、修理が完了できたとのことです。なんか、この「ボイジャー1号」、私の中では、もうただの物ではなく、生き物ですね。人というか。
現在の位置は、太陽系から、240億km離れているそうです。最速の光速でも、約22時間の距離です。
ですから、このボイジャーに命令の電波を送っても、約22時間後にしか、ボイジャーには、届きませんし、ボイジャーから、電波を地球に送っても、地球に電波が届くのは、約22時間後なのです。これだけでも、待つのが大変ですし、復旧まで、大変な作業だったようです。電波での、いろいろ指令でボイジャーの中のコンピューターに指令を出すしかできないので。もはや、240億kmも遠くまで、離れているので、直接、触れませんのでね。
なんか、壮大な宇宙の中で、ボイジャー1号の孤独な旅路、ロマンがありますね。ボイジャー2号も同様ですけどね。