松江のおばあちゃん

松江のおばあちゃんの事

おばあちゃんのお父さんは藤原さん。

島根の銀行も作ったりした。

おばあちゃんはお嬢様だった。

で、その影響か、おばあちゃんが大人になったら

当時島根で唯一の女社長として醤油屋さんを作った。

旦那もいたが早くに亡くなった。

これをいつも結婚前に出雲大社に行ったからだと言ってた。

出雲大社は付き合う前の2人が行くとくっついて、カップルが行くと別れると言われている。

だからおじいちゃんに僕は会った事がない

女手一つで僕のおかんとおかんのお兄ちゃんを育てた。

しかし、お兄ちゃんはある日若くしてバイク事故で亡くなった。

この影響でおかんは僕がバイクに乗る事を嫌がった。

僕は小さかったけどお葬式でおかんが泣いてたのを覚えてる。おじさんの顔も覚えてる。泣かなかった。

数年後おじさんは屋根裏からギターのプレゼントをくれた。今も使ってる。

おばあちゃんは早くに夫も息子も亡くした。

自らも身体を壊し数回に渡る手術や入院により会社を畳んだ。

僕の目で見て知ってるおばあちゃんはそこら辺から。

おばあちゃんは亡くなった息子と僕が似ている事から、たまに僕を息子の名前で呼んだりしてた。笑いながら。

でも女社長をしていただけあって叱り方を知っててたまに恐かった笑

僕が悪さをしてる時には、

ワルやるなら本物のワルになれ！

って言われたからワルをやめた

いつも会いに行くと信仰を教えてもらい、手をかざしてもらった。

今でも唱えられる。

おばあちゃんは僕の全てを見抜いていた。

イジメに合っていた時も、恋愛中の時も。

でもやっぱり優しかった。遊びに行くと夜更かしもさせてくれたし、いろんな事が出来て楽しかった。

そんな松江のおばあちゃんが大好き。

今日、おかんから、おばあちゃんの事を聞きました。

今まで妻の前や映画や舞台で流す涙は、どこかフィクションがあったのかもしれない。

悲しかったり、傷付いたり、感動したり、本当だけど、どこか自ら流したくて流してる気がしてきた。

どこかの思想家が言うように、全てを受け入れようとした。だから、大人になり、動揺せず、冷静でいたつもりだけど、全然違うこと考えたりしたけど、身体から水が滲み出てきた。

初めての感覚だった。流そうとしてないし、冷静。だけど、右胸の辺りから上がってきて目から水が滲み出てきた。

不思議な感覚。

溢れ出たものが止まらなくなった。

しかし頭は冷静。

この不思議な感覚、一瞬、松江のおばあちゃんが身体に入ってきたようにも感じたような気がしたような気がした。

夜の宍道湖が見え、湖が目から溢れ出て、自然に還ってゆく。

どんな女性だろう。

女としてのおばあちゃんを辿り生きてきた道が見えた気がしたような気がした。

女としてのおばあちゃんも、おばあちゃんとしてのおばあちゃんも凄く尊敬する素晴らしい人だと思ってる。

沢山の辛いことを乗り越えてあの笑顔を僕達に見せてくれた。

よくこんな辛い人生産まれてこなきゃ良かったとか思わなかったなと思うくらい、悩みなんてあるのかってくらい笑顔の絶えない人。

自分ならおばあちゃんの人生であの笑顔を出せるだろうか。

やっぱ、僕のおかんのおかんだわ。

誇らしい。

と、まあここまで書きましだか、僕のおばあちゃんは、松江のおばあちゃんは元気です。

たまには電話して声聞きたいなーと思ってたとこなんで、近々電話でもしてみるつもりです。

たまには僕の家族の事を話してみたい気分でした。

また松江のおばあちゃんの声聞いて、バイト頑張ろーっと！

昔々

ある神への信仰を主とした集団を作った時、若者が自身に依存している事に気付く。

人を殺めてきてほしいと言えば本当に殺めて来たかもしれない。

それはメリットとデメリットの両方を兼ね、愛と憎しみが常に背中合わせという事でもあった。

両者にとってハッピーな選択とは何か、と考えた。

それはやはり距離だと分かった。

ほどよい距離。

よい組織とは、個々が自立していて、尚且つ、皆がその組織の利益(目的)を追求している。

お金がなかったらそのバランスが崩れる事がある。

だが、そもそもその集団にお金なんてない。

何故かと言うとそれは、最優先する目的がお金じゃないから。

団の長は、部下が自分を利用している事を知りつつ利用し、尚且つメリットを生み出しながら、甘えを覚えさせてはいけない。

これ大変。

このバランスが大変で、人を遣うという事は経験や、知識、努力、才能、魅力と沢山の力が必要。

もちろん、お金、も。

では、何故お金がない場所に身を投じたかと原点にて全ての人が自らに問わなければならない。

長も部下に求め過ぎてはならないが、

部下も長に求め過ぎてはならない。

長は部下の失敗やその全ての責任を背負ってる。

他には想像も出来ないほど。

部下も長にならないと分からない世界。

親になって初めて自分が馬鹿な事を親にしてきと気付くように。

ただ、頭のいい人

は知っている。

その豊かな想像力と思いやりの心で。

距離はバランス。

バランスは調。

整は賢。

賢は想像。

どんな頭のいいと思われる人も想像力がなければ、大切なモノを無くした塊。

自分でその距離を近づけるなり、遠ざかるなり、決めればいいけど、

その距離はいつでも自分で決めた場所。

人という動物は本能的に闘争心を持っていると同時に、他の動物にはない、平和を愛する心を持っている。

自らのコントローラーを自らが握れる事が重要だと考えてみよう。

いつだって人生だけは全てが自分の責任。

誰かのせいにしてるのであれば、それはその場所からすでにコースアウトしている。

夢の中で暮らしていく

のであれば、

覚悟するしかない。

あなたは、あなた、

まだここはゴール(終点)ではない。

様々な矛盾から人間味(ヒューマニズム)を感じてみることから始め(スタート)よう。

1998.3.8

水槽の中の人魚

楽しいね

今日はこんなに楽しくて

楽しいね今日がこんなにも楽しくて

こんなにも

こんなにも

今日が楽しくて…

人魚になりたいでも私は水槽の中の金魚

人魚になりたいでも私は水槽の中の金魚

悲しいね

今日は

こんなにも悲しくて

苦しいね

こんなにも悲しくて苦しくて

悲しくて悲しくて

今日はこんなにも悲しくて…

人魚になりたいでも私は水槽の中の金魚

人魚になりたいでも私は水槽の中の金魚

私は気付いたんだ

ついに気付いたんだ

私は気付いたんだついに気付いた

ついに気付いたんだ

ついに気付いたんだ

ついに気付いた…

人魚になりたいでも私は水槽の中の金魚

人魚になりたいでも私は水槽の中の金魚

人魚になりたいでも私は水槽の中の金魚

人魚になりたいでも私は水槽の中の

金魚(金魚)金魚(金魚)金魚

そう結局最期にはトイレに流される

運命(運命)運命(運命)運命