センター試験まであと11か月半。
昨夜、結衣に英語を教えた。
今までずっと、学年で3番を下ったことのなかった彼女が、
この前の模擬試験で、
クラスの平均点を下回った。
基礎から英語をやりなおす。
今日は「動詞」。
高校英文法にある「動詞」の項目には、
入試で狙われる動詞の例文が並んでいる。
もちろん最後には、
それらすべてをアタマに入れなければならない。
だが、まず初めは、(たとえば高校1年生には)
英語の動詞にはいくつかの種類があり、
その使い方には「ルール」がある、
ということを認識させることが大切である。
辞書で「動詞」を引くときは、
日本語の訳を知るだけでなく、
「自動詞なのか他動詞なのか」
「他動詞ならば第4文型に使えるのか」
「第5文型を作ることができるのか」
「目的語として、
不定詞、動名詞、名詞節・・・・
の何が使えるのか」
「特定の前置詞とともに使うことがあるか」
などなどなどを、押さえていかねばならない、
ということを、まず認識させる。
The teacher entered the room.
enter は他動詞。
I hope for a good crop this year.
hope は普通、単語を目的語としない。
Please explain to me the meaning of this sentence.
explain は第4文型を作らない。
I envy you your good health.
envy は第4文型を作る。
などなどなどを学習した。
結衣はサボっていたわけではない。
テキストに出てくる英単語の意味は、
ほぼすべて知っていた。
「単語を覚える」という伝統的学習を、
これまでコツコツと続けてきたことがよくわかった。
だが、英語は単語だけでは読めない。
英語を読む力の源は、
単語力ではなく、基本的文法力である。
多くの英語教師の
「英語学習はまず単語を覚えることだ」
という指導が非効率である、
というお話はまた次回に。
前回、初めて英語を教えたとき、
悔しくて(たぶん)涙をながしていた結衣が、
今日は、ときに笑顔を見せながら、
元気に「動詞」に取り組むことができた。
