以前、ある介護老人保健施設で支援相談員の仕事をしていた時のこと。


※介護老人保健施設(老健)⋯病状が安定し、リハビリや看護、介護を必要とする高齢者が自宅復帰を目指すための中間施設。

 その施設では、虐待等も行われていました。また、業務の中で、看護師長から言われたことを、ご家族様に伝えたりしていたのですが、問題が起きると、私のせいにされてしまうため、胃を痛め、不眠症になってしまいました。そこで、やむなく退職することにしました。

 ―それから10年後―

 私は、病院で医療ソーシャルワーカー(相談員)の仕事をしていました。

 ある日、内科の医師が、特養(特別養護老人ホーム)の患者さんに付き添っていた看護師に激怒している、という話を耳にしました。

 単に入居者に付き添って来ただけで、何を聞いても、「わからない」と言って、全く答えられなかったことが原因のようでした(付き添ったのが、介護職員や相談員であったなら、多少は仕方ないと思ったのかも知れないが…。 )。

 入院することが確定していたので、今後のことについて話をするため、その場に向かうことになりました。

 もう診察も終わっていて、待合室にその看護師だけが残っていました。その看護師というのが、10年前のあの(元)看護師長だったのです。

 私は、初対面のふりをして、自分の名前を名乗り、そのまま話を進めました。

 その後、その看護師は二度と顔を見せることはなく、別の看護師が付き添いに来ることになりました。

 医師に怒られている現場を見ることはありませんでしたが、私は心の中で「ざまあみろ」と思いました。

 そして、その医師に感謝しました。

※ちなみに、その医師は、前回のブログの話に出てきた医師です。