吉備という国名は、さらに昔の呼び名である「ひび」から来ているとする説があります。確かに比美葦原とか、日比港という地名が残っていることからも、ヒビ人渡来説に説得力を持たせます。

比美とは大小の入り江が複雑に侵食している地形を指す言葉であり、タマゴの殻やガラスが割れそうな時に「ヒビが入った」と言うのも同じ由来だそうで、もともと海と陸地、入り江と小さな島があちこちに入りくんだ場所だったようです。
岡山市の南西部から倉敷市にかけての平野部は海岸線の下にあり、児島というのは瀬戸内海に浮かぶ完全に独立した島であったと言われています。
ショベルカーもブルドーザーもない時代から、長い時間をかけて干拓・埋め立て工事を行なって、児島を地続きの「半島」とし、早島・連島・玉島などと残る地名も、すべて島だった名残りだそうです。
塩気がなかなか抜けなかったため農作物は米でなく綿花などが主力で、繊維業が発達したとのこと。
そんな根気強さと勤勉さを持つヒビ人は日本に来てからも活躍し、ヒエやヒヤとも呼ばれながら、京都と滋賀の境にある比叡山や、東京の日比谷などにも地名を残すのでしょう。

豊臣秀吉の幼名を「日吉丸」とするのは後代絵本作家による創作で、秀吉がサルと呼ばれていたことと、日枝(元々は日吉)大社の神様がサルの化身であることを重ねたのが由来とされています。
聖書に記述されるヒビ人も会ったとたん人種を特定されており(ヨシュア9:7)外見上に特徴があったとしか考えられません。
先ほどは犬とキジについてでしたが、残る動物…要するにサルっぽいのではないかと。

非常に失礼な話題ですが「日本三大ブサイク県」なるものがあり、宮城、茨城、愛知がそれにあたるそうですが、岡山県はその話題に冗談でも触れられないほど美人が出て来にくい地域であると、まことしやかに囁かれています。
岡山出身のMEGUMIさんも一生懸命フォローし「働き者が多いから外見をそれほど気にしてない」「晴れの国だから日照時間が長く、美白とは無縁」とおっしゃってました。
そんななか、自虐的に「岡山の奇跡」と背負いこんで売り出したのが桜井日奈子さんです。とてもチャーミングで魅力的な女性ですよね!
いい部屋ネットのコマーシャルで、見事な演歌とダンスを披露してくれていた頃から応援しています。
この調子で転職サイトenのコマーシャルふうサルの着ぐるみをやらされたらどうなってしまうのか、勝手ながら心配しております。

その他千鳥の大悟や次長課長の河本、ブルゾンちえみさんあたりお笑い芸人の方々を思い浮かべながらヒビ人の血筋は…と思いを馳せてしまいます。
スポーツ界でも星野仙一監督は歳をとってから…フィギュアスケートの高橋大輔さんもワイルド系イケメンボス…

以上、桃太郎ネタでした。