ひろこ
思えば、もう２ヶ月。
まともに社会生活ができていない。
取り返しのつかないことも、起きている。
誰にも何もいえなくて、どんどん為す術をなくしている気がする。
車校行かなくちゃ。
でも怖い。運転するのが怖い。
きちんと話さなきゃ。
でも怖い。さらけだすのが怖い。否定されるのが怖い。拒否されそうで怖い。
なにか打ち破らなくちゃ、いけない。
学校、やめたい。
学校がある限り、私は閉塞感を感じるんじゃないだろうか。
やめるわけにはいかないけど、卒業できる気がしない。
復活できる気がしない。
ダラダラ続けたところで、卒業してもまともな職につく気もしない。
どうせそうなら、すきなことをしたい。
野垂れ死んだりしない。
すきなことをしていれば。
幼稚園時代。１
幼稚園の頃
おてんばで元気で、よくしゃべる子供だった気がする。
気も強かったな・・・確か。
すきな男の子は、３・４人いた。
本命はけいくん。
それから、こうくんとたっちゃんとけんじくん。
バレンタインのときは本命のけいくんのカバンにチョコを入れた。
そのチョコ、めちゃめちゃ鮮明に憶えてるよ。
女の子で仲がよかったのは、
かなちゃんあさみちゃんちあきちゃんまなみちゃんはるかちゃんとかかな？
正直あまり憶えていない。
不特定多数の子と、いっぱい遊んで、仲良しだった気がする。
わたしはこの頃、しょうもない嘘をつきはじめた。
バレエを習ってる、とかね。上履きでつま先立ちをして、階段でみんなに教えたりしたっけ。
足が痛くなっても意地張って、ずっと我慢してたな。
それから、おもちゃのタバコを吸って、「本物よ。」なんて言ったり。
タバコのかっこいい吸い方を教える、と言って、
数人を従えて片手を腰にスキップして回ったり。
ボス要素のある、ませた、やんちゃな子だったのだ。
幼稚園の中身に、なんら嫌なことは思いつかないのだが、
私はけっこう、幼稚園に行くのを渋った。
遅刻は日常茶飯事だった。
タラタラと歩いて行っていた。
プールはほとんど仮病で見学した。
コーチが怖くて、私たちを頭からぼちゃんぼちゃん投げ入れるからだ。
まともに顔も洗えず、シャンプーも顔に水がかからないように姉にしてもらっていた
水嫌いの私には、地獄だった。
書く。
なにかものを書く仕事がしたいと、漠然と思うことがある。
だからといって、ナニを書くか、と言われるとよくわからない。
まぁ私は、モラトリアムに伏してる感があるので、
現代の思春期の少年少女の気持ちでも代弁できるかしら。？というところだ。
日々是々ナニを考えてるのか。どう感じてるのか。
それはあくまで私個人のことでしかないんだけど、
一般の少年少女と共通するところはあるだろうから。
どっちかというと、親世代の人に読んでもらいたいな。
私の暗い文を読んで、若い子達の陰な気分を助長してもいけないし。
でも、何から書いていいんだろうね。
わからない。
中学、高校、今。
影をたどると、けっこうなボリュームになりそうだ。
けど、書くことはきっと、意義があると思う。
少しづつでも書ければいいと思う。
５月末から
「頑張る」っていう感覚が、わからなかった。
「頑張ろうね」という言葉が、ピンとこなかった。
この一ヶ月。
どうしていいのか、どうやり直せばいいのか、
全然見えなくて、
今までの自分が、ずいぶんまぶしい気がするが、
何をそんなに夢見ていたのか、
なにをどうして頑張っていたのか、
全然わからなかった。
忘れてしまっていた、のか。
そして、やっと思えた「がんばろう」！
きっかけになったのは、思いがけないもの。
まだ、完全に、とはいかない。
心はすこし、元気になってきたものの、
行動はまだ、戻せずにいる。
まだ勇気が必要だ。
でも、ひとりで立ち直るには自信がない。
背中を押してくれる、誰かがほしい。
そんな今。
手立てがほしい。
具体的な。
心もとない。
早く元気にならなくちゃ。心も、体も。
そして宿題をかたづけなくちゃ、早く。
今やらなくちゃ、３年先のばしになってしまう。
早く正しい道に戻らなくちゃ。
両親を笑顔にさせなくちゃ。
今の私には、合わせる顔もない。
会うことも、話すことも、できない。
後ろめたくて。
あーあ。
問題再掘。