ご無沙汰しております。
徐々に寒さも厳しくなって、風邪など召しておりませんでしょうか。
さて、昨日ですがフジテレビ系列で「2016FNS歌謡祭」の第1夜が放送されました。
私は観れなかったのですが、今朝、テレビを見ていると
豪華なアーティストの方々とともに長渕剛さんの熱唱が取り上げられていました。
そして、曲の冒頭で
「アメリカの大統領が誰になろうとも
凶とでるか吉とでるかって
そりゃ 俺達次第じゃねえか
今日もマスメディアの誰かが
無責任な話ばかりしている
正義のツラして知ったかぶりしてる奴の言うことに耳を傾けてる俺
これ以上答えのねえ 話なんか聞きたかねえ
歌の安売りするのも止めろ
日本から歌が消えていく
日本から言葉が消えていく
自らの言葉をつむぐ歌い手たちが
群れをなして魂の歌を産むならば
俺達は歌によって
正しい道を見付ける事が出来るのに
『ウ・タ・ヨ ノ・コ・レ』
俺達の東北、仙台 俺達の九州、熊本
そして福島も頑張ってんだ
オリンピックもいいけどよ
若者の貧困、地域の過疎化どうする?
騙されねえぜマスコミ
騙されねえぜヒットチャートランキング
騙されねえぜワイドショー
ところで
けなげな少女の瞳が今日も銃弾に打ち抜かれていく
岸に倒れた名もない兵士は
母の名を叫んで死んだ
アジアの隅に追いやられてきた
しなびきったこの島国で
屈辱の血ヘドを吐きながら
(今日も)俺達は歌う・・・」
と歌われていたと言いますか、メッセージを送られていたように思います。
このメッセージと言いますか、長渕剛さんのパフォーマンスについては
いろいろと賛否両論あるようです。
ただ、自分が一番気になったというか、大事なことだなと思ったのは
「日本から言葉が消えていく」
というところです。
もちろん時代の流れとともに、いろんな言葉が生まれ、消えていくのも
当たり前のことなんだと思います。
ただ、日本に生まれ育って、日本の心からしか生まれて来ないような
いい言葉、良質な言葉、思いやりのある言葉、気遣いの言葉
優しい言葉、人を傷付けない言葉など
なんか、そういう言葉が少なくなっているのかなあなんて
自分のことも含めて、反省したんです。
友達同士で、あるいは親しい人付き合いの中で
すぐに伝わるように流行りの言葉や、略語なんかを使うのは
むしろ、それだけ近い関係というか親しい、何でも言える関係の証しとして
あった方が良いと思います。
あんまり難しく考えると、自分でも何が言いたいのかわからなくなってしまうのですが
ただ、昔の人たちが使っていたような言葉を
少し振り返ってみて
昔の人たちの考え方など振り返ってみることが必要な時代に差し掛かっているのかな
なんて思ったんです。
決して、今の若い人たちの考え方を否定するわけではありません。
私自身、今、10代、20代といった方々とお付き合いしていますが
みなさん、しっかりとした考えを持っていて
いつも、「なるほどな~」と感心させられたり、勉強になることが多いです。
とにかく、物が手に入れやすくなり、情報が溢れている世の中で
ちょっとアナログ的な不便な時代のことを思い出したり
ちょっと一息ついて、ゆっくりしてみるのも大事なことなのかななんて思いました。
なんか、長渕さんの魂の込められたメッセージから随分離れてしまい
自分でも、何が言いたかったんだろうとも思いますが
ただ、自分が口にする言葉には
これからはもう少し気を使っていきたいなと思いました。
なんか、まとまりのない文章にお付き合いいただいて、ありがとうございました。


















