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カサンドラ症候群の母のブログ

家族が発達障害の母のぐち物語

父親はグループホームに入居するときにベッドを買った。グループホームによっては介護用ベッドが付いている所もあるが、父親のグループホームは持ち込みだったので、父親が死んだら私が使おうと思って、ちょっといいのを買った。


父親の認知症が、坂を転げるように進行してしまい、今ではほとんど発語がなく私の事もわからないようだ。

悲しい。


認知症が進行して徘徊して、ベッドからの立ち上がりが危険だという事で父親はベッドのマットだけで寝る事になり、ベッドの本体がうちに来た。

突然に。


20年ぶりくらいにベッドで寝てみて思い出した。

ベッドで寝ると掛け布団が落ちるということを。起きる時は楽です。床から立ち上がらなくていいので。でも、掛け布団落ちるよねえ。

寝にくい!


でも、ずっとベッドで寝ている息子は敷き布団が落ちるそうだ。確かに息子が起きた後は敷き布団が斜めになっていたりする。

不思議だ。


マットだけで寝ている父親は、心配した通りうまく立ち上がれなくて転倒した。頭を打ってたんこぶを作り、とても残念な事に腰を痛めたようだ。

圧迫骨折?


病院に行っても湿布くらいなもんでしょう。病院に行く時の車の乗り降りが大変なので、迷いに迷って病院には行かないことにした。


父親が穏やかな寿命が迎えられるように祈るばかりだ。