火葬が終わって、子供達を実家に迎えに行った。めずらしく長女が熱が出ていた。かなり久々。
なんだろうこのタイミング…3人とも私の実家は大好きで帰るのを嫌がるくらいなので、寂しかったとかはないと思うんだけど。色々考える時間を減らす為に、次々と用事を与えてくれたんだろうか。
家に連れて帰ると線香の匂い、仏壇にはお花がたくさん。いつもと違う事に気づく。
主人が子供達を仏壇の前に座らせて説明した。
お腹の赤ちゃん、病気が見つかって産まれてこれなかったんや…お空に帰ったんや。みんなの事見守ってくれよるから、「おはよう」でも何でもいいから仏さんに手を合わせてやってな。H君って名前つけたから。
7歳、5歳、3歳なのでどこまで理解したかは分かりませんが。
おはよう、いってきます、ただいま、おやすみ…毎日当たり前の様に手を合わす3人。こっちが言わなくても次の日からちゃんとしてました。その姿に嬉しさと感動と…そして一緒に育てたかったという感情と。優しい子に育ってくれてるのかなと思った瞬間でした。この事がないとなかなか実感できなかっただろうな。
1ヶ月以上たった今でもしてます。習慣になってます。何回もする時あるので、ちょっと多くない⁈なんて言う時も(笑)
家族の人数の話しをする時も、ちゃんと弟も含まれて6人って言ってくれる。
着替えている時に仏壇がみえたら、
きゃ〜H君にみられる〜なんて言いながらふざける3歳児(笑)
ほんとに可愛い3人。より一層可愛さを感じます。3人が元気に育ってくれてて幸せですが、ふとした瞬間になんでこの子だけ病気になったんだろ…って思ってしまう。
乗り越えるって表現は何か違う気がして、受け入れていかなければなと思う。まだまだ時間はかかるだろうけど…