【土の中で】

今は茶色い土の中で
春を待つ生命

太陽が
みんなを暖めてくれるまで
じっと身を潜めている

目につかない場所でも
静かに生きる生命

みんなに会えるまで
もう少し
大地の中で
春を待つ

【心の風船】

それぞれの立場
納得いかないこと
やり場のない怒り

もどかしくて
心苦しくて
押さえつけられてる風船みたい

感情が無かったら
もっと楽に生きられるかも

でも
感情を捨てたら
人間の形をした
機械のようなもの

人間に生まれた私
柔らかい心の風船
割れてしまわないように
遠くに飛んでいかないように
この手でしっかり持っていよう


【心を換気しよう】

うっすらと
粉砂糖をまぶしたような木々
茶色い土を覆い隠すように
真っ白な雪に覆われた畑
朝日に照らされて
街がいつもよりも
明るく輝いて見えた

光に照らされた時
自分の心が濁っていたら
輝く事が出来ないだろう

この雪景色が眩しいのは
私の心が濁っているからなのか

少しでもこの雪のように
輝ける自分になれるように
澱んだ空気を押し流し
心の空気を換気しよう