【救われた子猫】

僕はちっちゃな黒猫だよ
お外で家族と暮らしていたよ

でもねある日
大きなカラスがやって来て
兄弟たちを拐っていった

僕は怖くて動けなくって
もうだめだって思った瞬間
カラスがどこかに飛んでいった

それから僕は鞄に入れられて
車に乗せてもらったんだ

夜には知らないおうちに行って
美味しいミルクをもらったよ

兄弟たちはどこに行ったの?
ママにはもう会えないの?
不安で不安で寂しくて
泣いてるうちに眠っちゃった

朝仁なって、
また鞄に入れられて
捨てられちゃうの?って思っていたら
おじちゃんすごく優しくて
僕を守ってくれてたよ

夜にはまた
おうちに連れて帰ってくれたんだ

それから僕は
そのうちの子になって
おじちゃんは僕のパパになったよ

僕これから幸せになるよ
兄弟の分まで
元気に生きていくからね



H.28.5.15



【お空の君へ】

一年前の今日
君はお空へ旅立った

君を失ってから
今もずっと
また会いたいと願っているよ

今日はいつも以上に
君の事を思ったよ

脳裏に浮かんだ君は
黄色いタンポポに囲まれて
穏やかな表情を浮かべていた

きっと向こうでも
幸せに暮らしてるんだね
眩しいくらいの日差しを浴びて
今も日向ぼっこしてるのかな?

時々君を覗きに行くね
ずっとそばにいるからね

明日からもずっと
私の心を癒してね

H..28.4.25
【桜の微笑み】

散った花びらに混ざって
花のまま落ちていた桜
吹く風に耐えきれずに
花ごと散ってしまったようだ

その花を拾う少女
桜も少し嬉しそう

枝から離れてしまって
きっと寂しかっただろう
地面の花に目を向ける人は
きっと少ないだろうから

小さな手の中で
身を寄せ合う花たち
少女の心にも
優しい花が咲いただろう

H..28.4.2