【突然現れた大きな光】




深く長い森の中





手を取り合い進んできた





なかなか見えない光を探し





諦めずに歩いてきた



ある日雲の隙間から





うっすら射した光の筋





後どれくらいかかるのかと





空を見つめていた私たち



突然パッと広がった





力強い青空に





目を開けていられないほど





しばしその場に立ち尽くした



目の前に現れた





夢のような現実が





夢なのか現実なのか





明日も消えずにいてくれるのか





戸惑いながら時を過ごした



遠い夢だと思っても





ずっとずっと諦めず





強く心に持ち続ければ





突然夢は叶うと知った



今まで生きてこられたこと





生きてきた意味を強く思う




R4.7.17