ひろしの思うこと | Hiroのブログ

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山口の山の中から、Hiroのつぶやき。
スローライフ、田舎暮らし、炭焼き、竹、音楽、つながり、社会の問題、平和、環境、原発などなどつぶやきます。

あっち向いてホイ!?大作戦。スポーツ、映画、ゲームや一般庶民の楽しいこと、興味あることを助長し、みんな夢中になっている間に、粛々と進められている〇〇。気が付いたときにはその問題はとっても大きくなり手遅れ。

 

いつの間にか大作戦。国会でいろんな法案が通りますが、知らない間に大切な法案が通っていたりします。また、食品の添加物の表示義務がいつの間にか変わっていたり、少しづつ基準が甘くなってふえていっていたりします。

 

わたしが尊敬する山田征さんは、むかしすごい霊能者!?に真実を持った眼という言葉を告げられたことがあったそうですが、彼女は毎月「隠された真実を知るために」というテーマで“菜の花の会”をされています。彼女は一つだけのテーマにとどまらず、食品、原発、自然エネルギーなどなど、いろんなテーマで真実を掘り下げ皆さんにお伝えされています。

 

その彼女が、電気の専門誌を読むことで、これから電気の世界でどんなことが普及されるのか?というようなことを先読みしたり。新聞の小さな記事に大切な法案が通っているということに注目しこれからどんなことが社会で展開されるか。自然エネルギーが普及されたときには、毎年幕張でおこなわれていた、世界の最先端の自然エネルギーの展示、新作発表会のようすをチェックしたりして、これからどうなるのか?ということをチェックされていました。まさしく、真実を知るために彼女独自の視点で世の中を見てこられました。

 

そして、彼女が子どもの頃からずっと気になっている日本の根幹的な問題。アジアの侵略戦争があまりに語られず、天皇制といった問題も。特に彼女のお父様が南京大虐殺で通信使として、現地にはいり、日本に「南京陥落」と電報を打ったそうです。戦争が終わる前の空気感を知っている山田征さんは、今、コロナになって日本全国どこに行ってもみんながマスクをしだしたのを見て、この空気感が戦前のあの時と全く同じであると感じていて、それに気が付かない今の人たちの姿がとても恐ろしいとおっしゃっていました。

 

原発を広めようとしているときのある集会で、東大の有名な先生に「原発のごみはどうなるのですか?」と尋ねると、大笑いをして「今まで国も原発に取り組まなかったのですが、これから予算も増え科学が進化するので全く問題ないです。」と答えられ、会場は拍手の渦だったそうです。それだけ、原発は希望の光だとみんなは感じていたのでしょう。

 

わたしは自然エネルギーを半信半疑になっていた時に、自然エネルギーを普及する有名な方のおはなし会で、「パネルなどのごみの処理はどうなるのですか?」と質問をしたところ、大笑いをされ「これから国が自然エネルギーを本格的に後押しをするので、科学が進化し全く問題ないと思います。」といわれ、会場も拍手の渦、原発に替わる未来のエネルギー!!という雰囲気でいっぱいでした。

 

原発を止めたいと必死な私も、これで行こうと決めて時期もありましたが、視野がとても狭かったことに今更ながら気づかされました。そして、今の時代、いい話があってもそれをうのみにしないという目を持つことができ、いろんな角度でそのもの自体を見るようになりました。

 

ただ、周りの人たちから見れば、ちょっと否定的だねとか、考えすぎじゃないの?というレッテルをはられることが多くなりましたが、ある意味真実がどこにあるのか?という最も大切なことをみれるようになったと思っています。

 

アメリカに住んでいるときには、そうした違った考えを持つ人に対してみなさんとても興味を示していて、そうした違った考えをなぜ持たれているのか?どういう理由でそう考えているのかという深堀の会話が続きます。なので、お互いの理解が深くなったり、自分が間違っていることに気がついたりすることが多い。

 

わたしが知り合ったアフガニスタンへの戦争に賛成していた元軍人のトラックの運転手が、その人とは全く反対の意見をラジオでしゃべっているのを聞いて、そのままラジオ局に行って、その意見はおかしい!!と怒鳴りこみに行かれたそうです。その時にラジオに出ていた人がたくさんの資料を渡して、これでも私のいうことが嘘だと言えるのでしょうか?といわれ、そのあと、彼は真逆のアメリカが起こすすべての戦争を止めるぞ!!という勢いで活動家として有名になられた方でした。

 

日本ではこうしたことがとても少ない。それはなぜだろうか。島国とか、村意識といわれるような日本独特のもので、知らない人を受け入れない、知らない考えを受け入れない、無視する、会話をしないといった風潮があるからだと思います。私は、これを日本だからできないという幻想を終わらせ、いろんな人と自分の意見を言い合える社会になればいいと思います。

 

ただ、この社会はわたしのような会話ができる社会になるのを嫌がり、今まで通り進んでほしいという圧力があります。なので、あちこちで、会話は決裂するように仕向けられ、まともな会話ができないということがあちこちで行われています。

 

https://www.youtube.com/watch?v=v4nfv81m8XI