地球や大自然のリズムに沿って生きることが遠くなっている現代。その自然に生きることはとても大切なのですが、車を作っている人、その車の鉱物をとっている現場、車を廃棄する現場、その廃棄されたところからいろんな化学物質で汚染されている現場。車を乗るということはこういうことと自分が関わっているということ。銀行にお金を預けるということは、大規模な開発へその銀行が出資していて、それを手助けしていること。しっかり自分の生活を見直せば、そういったことに深くかかわっていることが見えてくるはずなのですが、そういったことを見ないで、ある一部分だけを切り取って自然と調和して生きているとか、思ている人が結構多いように思います。そして、工場から出ている空気がどんな物質でそれを吸うと人間や動物、植物にとってどういう影響があるのか？工場から出ている大量の排水されているものは、どんなものが出ているのか？魚や海の生き物にどんな影響があるのか？それを食べる人間にどんな影響があるのか？自然に身を任せて生きることはとても素晴らしいですが、自然に身を任せて生きている人たち（ネイテイブな部族）や、自然はただただ壊される一方です。唯一、私たちのような人間が意思表示をすることにより、こうした空気を汚すものや水を汚すものを止めることができると思います。もう一歩踏み込んで考えれば、工場で作る大量の物資は、大量消費大量廃棄のもとになるもの。こうした社会を支えている今の経済中心の世界から、次の調和した世界へ向かう大切な時期というか、時代に生きているということ。すべてはつながっています。私も頭でわかっていますが、まだまだまだ、自然を壊す方にたくさん手を貸している生き方だと思うのですが、あきらめずに生きたいです。