- 前ページ
- 次ページ
『大好きな雅樹へ
この手紙を読んでるって事は
ゥチ死んだんやな
ゥチが死んで雅樹は
悲しまないと思います
ゥチの事嫌いやもんな
ゥチ、どうしたらええか
ようわからん…
雅樹を失って
穴がぽっかり空いたような
気がするわ
寂しくて、苦しくて、
涙しか出てこうへん
いままで辛かった
あんま束縛されんの
雅樹は嫌だったやろ?
ゥチめっちゃ頑張ってたで?
ほんまは女と遊ばれた時
目の前で楽しそうに電話
された時
どうしてええかわからんかった
けどなゥチ考えたん。
好きだからこそ
許してあげなあかん
だからゥチは許してた
ほんまはめっちゃ
嫌だったんだからね?
ゥチはめっちゃ雅樹の事
大好きやった
雅樹に別れよ言われるたび
ほんまに悲しかった
リスカいっぱいしてもた
雅樹に拒否されて
連絡も取れんくて、
雅樹はゥチの事嫌いで
でもゥチは好きやった
好きで好きでしょうもないわ
ゥチは別れよ言われて
いいよなんてゆってへんで?
だから他の女と付き合ったら
浮気やで?
嘘やって…
幸せになってな
ゥチは雅樹が他の女と
幸せな所、見てられんから
嫉妬してしまうから
ゥチがいたら邪魔やろ?
だからいなくなるね
雅樹と付き合えて
ほんま幸せやった…
雅樹と別れて
ほんま辛いわ…
なあ…
もし生まれ変わったら
今度は雅樹とずっと
一緒にいれるかな?
ゥチはずっと好きや
今度出会ったら
ふらんといてな
ほな、またね
春嘉より』
馬鹿やった
なんで拒否なんか
してしまったんやろ
なんで別れよなんて
言ってしまったんやろ
別れたほうが幸せに
なる。
そんなん間違いやった
悔やんでも悔やんでも
ダメや…
春嘉は俺の事
人一倍愛してくれてた
ちっちゃい体で
いっぱいの愛を
くれていたんや
大事なもんを
失ってしもた
この手紙を読んでるって事は
ゥチ死んだんやな
ゥチが死んで雅樹は
悲しまないと思います
ゥチの事嫌いやもんな
ゥチ、どうしたらええか
ようわからん…
雅樹を失って
穴がぽっかり空いたような
気がするわ
寂しくて、苦しくて、
涙しか出てこうへん
いままで辛かった
あんま束縛されんの
雅樹は嫌だったやろ?
ゥチめっちゃ頑張ってたで?
ほんまは女と遊ばれた時
目の前で楽しそうに電話
された時
どうしてええかわからんかった
けどなゥチ考えたん。
好きだからこそ
許してあげなあかん
だからゥチは許してた
ほんまはめっちゃ
嫌だったんだからね?
ゥチはめっちゃ雅樹の事
大好きやった
雅樹に別れよ言われるたび
ほんまに悲しかった
リスカいっぱいしてもた
雅樹に拒否されて
連絡も取れんくて、
雅樹はゥチの事嫌いで
でもゥチは好きやった
好きで好きでしょうもないわ
ゥチは別れよ言われて
いいよなんてゆってへんで?
だから他の女と付き合ったら
浮気やで?
嘘やって…
幸せになってな
ゥチは雅樹が他の女と
幸せな所、見てられんから
嫉妬してしまうから
ゥチがいたら邪魔やろ?
だからいなくなるね
雅樹と付き合えて
ほんま幸せやった…
雅樹と別れて
ほんま辛いわ…
なあ…
もし生まれ変わったら
今度は雅樹とずっと
一緒にいれるかな?
ゥチはずっと好きや
今度出会ったら
ふらんといてな
ほな、またね
春嘉より』
馬鹿やった
なんで拒否なんか
してしまったんやろ
なんで別れよなんて
言ってしまったんやろ
別れたほうが幸せに
なる。
そんなん間違いやった
悔やんでも悔やんでも
ダメや…
春嘉は俺の事
人一倍愛してくれてた
ちっちゃい体で
いっぱいの愛を
くれていたんや
大事なもんを
失ってしもた
あなたは一途ですか?
お前に出会うまで
気付かんかった。
お前みたいな女
めったにおらんで?
ごめんな…
わかってあげれんくて
お前と出会う前の事
お前と出会ってからの事
ここに書いてもええかな?
俺の名前は雅樹(マサキ)
俺が中2だった頃
俺には彼女がいた
俺は好きやった
付き合って2ヶ月が
たったころ連絡が
取れなくなったんや
俺は待ってる事にした。
待ってから3ヶ月たっても、
4ヶ月たっても
連絡は来んかった
6ヶ月たったある日
そいつのダチから
連絡が来たんや
『あんたの彼女、
浮気しとるで…。
しかもな子供できてん、
もう待つの辞めよ?
あんたが辛いだけやで?
あいつは戻って来んよ
子供産むんやて…』
頭ん中真っ白やった
俺は泣いた
悲しいからやない…
悔しいからや
俺は女と遊びまくるよう
なった
忘れたかった
俺は中3になった
いつものように
女に連絡し、遊べるか聞いた
俺は年上好きやったから
連絡した女は結構よく遊ぶ
俺の2つ上の女や
『ええで!
ゥチのダチもおるけど
ええか?
あんたももう1人
誘ってくれへん?
3人とか微妙やん』
そう言われ俺は
ダチを誘いそいつん家に
行った
そいつん家に上がって
俺はいつも座る場所に
行こ思ったら、
そいつのダチがそこに
座ってたんや
それがお前やったんや
俺がこの人生で
もっとも愛した女
春嘉(ハルカ)との出会い
お前は人見知りが激しいのか
クッションで顔を隠し
なんも喋らんかったな
お前はちっちゃくて
細くて、震えてて
まるで仔猫みたいに
可愛いかった
お前は慣れてきたんか
次第に喋ってくれるようなった
よう喋るお前は
明るくて、人なつっこくて
やっぱ仔猫しか思えへん
俺は用事があったから
家に帰った
帰ってからお前が気になって
ダチにアドレスを聞いた
ダチから教えてもらい
メールした
『今日遊んだ雅樹やで!
春嘉ちゃんよろしくな★』
『よろしく!春嘉でええで?
ゥチも雅樹って呼ぶわ★』
メールはその日で終わった
俺は彼女が出来た
今思うとなんで
付き合ったんかわからん…
その彼女は最低やった
男と遊んでばっか…
耐えられんくて別れた
誰かに愚痴りたくなって
俺はお前にメールしたよな
お前はめっちゃ真剣に
話聞いてくれた
前の彼女の事も
いつのまにか話してた
お前と話してると
なんか安心やったで
お前も俺に今までの事
話してくれたな
傷つけられて来たんやな
お互いなんでも話し会うように
なった
お前と出会ってから
1ヶ月がたった
俺はお前ん家に行った
その日もいろいろ話をした
お前は話しの途中で
泣き出した
泣いてるお前は
めっちゃ震えてて
俺は
お前を守ってやりたくなった
お前を抱きしめた
俺はお前をいつのまにか
好きになってたんや
俺は
『俺はお前を守る
俺と付き合ってくれへん?』
と言ったら
お前は、
『ゥチなんかでええの?
めっちゃ束縛激しいで?
ゥチなんかと付き合ったら
苦しくなってしまうで…』
って言ったよな。
俺はそんなんどうでもよかった
束縛されようがなにしようが
お前の隣に居たかった
だから『大丈夫』
と言った
俺とお前の大事な日
5月28日
やっぱ束縛の激しいお前は
酷く女との絡み嫌がってたな
だから俺は絡まんようにした
付き合って1ヶ月ころやった
知らない番号から電話がきて
俺は電話に出た
元カノからだった…
『もしもし~
今までごめんね…
ゥチやっぱ雅樹しか
おらへんわ
ゥチな、子供できてん
でもな、おろした!
まだその子供の父親とは
別れてへんけど、
別れるまで
待っててくれへん?』
俺はアホな事をした…
『うん…』って
言ってしまったんや
元カノの事、完全に
忘れてへんかった
ごめんな春嘉…
俺は春嘉に電話した
その事を全部話し、
それで…
『別れよ』と
言った
お前は泣いてた
俺はごめんしか
言えへんかった…
暫く沈黙が続き
お前が喋りはじめた
『なんであんたはゥチと
付き合ったん?
守ってくれる言ったやん
ずっと一緒言ったやん
信じたゥチが馬鹿みたいや
ゥチはめっちゃ好きやで?
なんでわかってくれへんの?
やっぱ所詮餓鬼やな
今のあんたに誰も幸せになんか
できへん、もういいわ』
と言ってお前は電話を切った
俺は腹がたってしょうがなかった
春嘉にやない…
自分に腹たったんや
春嘉を傷つけた
俺は中3の餓鬼や…
俺は元カノに電話した
『俺はお前を待てない』
そして次に春嘉に電話した
『ごめんな…
俺やっぱ春嘉が好きなんよ
コロコロ都合のいい男かもしれん
でもな、ほんまに好きや
別れたくない』
お前は泣きながら
ありがとって言ってくれたよな
ありがとうは俺のセリフやで?
これからは上手くいく
そう思ってた。
春嘉の束縛は
思ってた以上に激しい
元カノの件もあるからだろうな
女とメールとか電話を
するだけですぐ怒る
お前と電話するたんび
毎回そのことで喧嘩や
毎回お前は
『なんで女と連絡とるんよ!』
『ゥチの気持ちも考えや!』
と、言われ
もう俺は耐えられんくなって
お前に言った
『なんなんお前は!
毎回毎回うっさいんや
別にええやんか!
ただのダチやで?
それでもあかんのか?
毎回グジグシ言われとったら
ストレス溜まるんや
いい加減にせぇ
お前やて男と連絡とってるやん』
と言い、俺は電話を切った
お前は何回も電話をよこした
俺は出なかった
俺はミキに電話して
さっきの春嘉との事を話した
ミキ
『あんたなに言ってんの?
春嘉、男とメールも電話も
してへんよ!』
俺
『アドレス帳には男いるやん
嘘に決まってる』
ミキ
『あんたほんとに
なにもわかってへんな…
アドレス帳に男いるだけやん
メールとかわしてへん
メールとかきてもシカトか
彼氏といるからって
終わらせるんやで?』
そう言われて俺は
勘違いしてた事、
俺が悪い事がわかった…
いそいで春嘉に電話した
ミキから聞いた事を
全部言い、俺は謝った
お前は簡単に許してくれた
別に平気なんやって
俺は勝手に勘違いした
でもお前はすごい
傷ついてたんやな
付き合って3ヶ月が
たとうとしていた
幸せいっぱいやった
お前はなぜかあんまり
束縛しないようになった
あれほど女と関わるのを
嫌がってた春嘉なのに
絶対おかしい
俺は春嘉が俺の事を
好きじゃなくなってるのかなと
思った
8月27日
春嘉の誕生日
お前ん家で一緒に
過ごしたよな
ささいな事で喧嘩をした
女から電話がかかってきて
俺はお前がもう平気だと
思って、普通に出て
楽しく話したからだ
お前はすねた
それに俺は
むしょうに腹立った
仲直りもしないまま
俺は帰った
明日は3ヶ月記念日
でもどうでもいい
俺はその電話をよこした
女の家に行って遊んだ
8月28日、
いつものように
春嘉から0時ぴったりに
メールが届いた
『今日で3ヶ月記念日だね!
ほんまに嬉しい
めっちゃ大好きやで
ゥチには雅樹しかおらへん
からな
これからも頑張ろな』
俺は返事しなかった
どうしたらええか
わからんかったから
春嘉はいったい何を
考えてるのか
ほんまにわからへんかった
もう無理や
そう思った
俺は春嘉が
ひどく嫌になった
『別れよ』
これが3ヶ月記念日に
言った俺の言葉
後からこの言葉の
重みがわかった
後からしか
わからへんかった
お前はやっぱ泣いた
『嫌だ』
と何回も何回も
泣きながら俺に言ってきた
俺は女と遊んだ事を
春嘉に言った
でもお前はそんなの
どうでもいいと言った
ただただ『別れたくない』
それだけやった
『俺はお前が
すぐすねたりすんのが
嫌なんや』
『すねたりせぇへん』
『もう好きやない』
『なんでなん?ゥチは好き』
『もう無理や』
『もう守ってくれへんの?
最初に言ってくれた言葉
嘘なん?』
嘘やない
俺は守ってく
そう約束したんや
俺は約束も守れん男
そんなんになりたくなんかない
『ごめん
そうやな。約束した。
俺が悪かったんや
女と遊んだりしてごめんな
遅くなってしもうたけど
3ヶ月記念日おめでとう。
これからも頑張ってこな』
お前が笑顔になってくのが
分かる
俺が優しい言葉を言えば
お前は笑顔になる
俺はお前の笑顔
守ってかなあかんな
また楽しい日々が過ぎていく
でも俺は受験生や
いろいろ考えなあかんかった
学校にあんま行ってなかった
俺は大変やった
親や先生にいろいろ言われ
めっちゃ腹立ってた
それを俺はお前にあたってた
お前は文句言わず
優しい言葉をかけてくれる
いつから無理してましたか?
俺はお前を幸せにできない
俺みたいな男はダメなんや
なんで彼女に無理させな
あかんのやろ
無理に笑ってる姿なんか
見たないで
もう決めた俺は別れる
ひどい言葉言って
嫌われよう
ただ、
お前に幸せになってほしいだけ
でもなかなか言えなかった。
言ったらお前
泣くやろ?
でもこのままじゃあかん
そう思ってるうちに
4ヶ月記念日が過ぎた
4ヶ月記念日から
数日がたって
俺はやっと決心した
『別れよ』
ほらな、
やっぱお前は泣くんや…
『別れたくない』
言われなくても
そんなん分かってる…
『お願いや』
俺は決めたんや…
俺は心で思ってた
もうお前を悲しくさせたくない
俺は
『さよならばいばい
幸せにできんくてごめんな』
そう言って電話を切り
着信拒否し
メールアドレスを変えた
これでよかったんや
お前は新しい恋をする
そう思ってた・・・
お前は死んだ
数日後
俺のおかんの携帯に
春嘉のおかんから
電話が来た
おかん使ってきたんか
俺はそう思った
聞きたくなくて
自分の部屋に行った
おかんが階段を登る音がした
ほらな、やっぱり
俺は絶対部屋をあけないと決めた
『雅樹、あけなさい』
『うっさいわ
どうせ春嘉が電話したいから
春嘉のおかんが電話して
きたんやろ
出たないわ』
『ぢがうわあけなさい』
おかんは泣き声だった
変だと思い鍵をあけた
その瞬間おかんに頬を
はたかれた
なにするんや
そう言おうとしたら
『あんたのせいや』
なにがなんだかわからへん
『なにがや』
『春嘉ちゃんが自殺した
あんたがひどい事したんやろ』『は?嘘やろアホちゃうか
そんな嘘に騙されへんで』
『そんな嘘なんか
つけるわけないやろ』
おかんと一緒に
春嘉ん家に行った
春嘉ん家につき
春嘉のおかんが出てきた
春嘉のおかんも泣いとった
家に入って座敷へ行った
春嘉が寝てた
なんや、寝てるやん
そう思って春嘉に触った
冷たい…
ゆすってもゆすっても
起きへん
芝居こみすぎやろ
ここまでくると笑えへんで
居間へ連れられ
春嘉のおかんが話し始めた
『雅樹くん春嘉は死んだんや
朝起きてこんくて
部屋に行ったら
首つっててな、
おばさんびっくりして
救急車呼んだんや。
病院に運ばれてな
もう死んでる言われたんや
雅樹くんと上手く
いってなかったんは
知ってるで
春嘉が言っとった
春嘉がなおばさんに
そんな話すんのは初めて
やったんや
今まで彼氏いてもな
なんも話してはくれへんし
いつのまにか違う男に
なってるしでおばさんも
鑑賞せんようになったんや
でもな、雅樹くんの話は
いっつも言われてやで…
ほんまに好きやったんやな
雅樹くんを攻めるつもりは
ないで。ただほんとの
さよなら言ってほしんや
これ、雅樹くん宛ての
春嘉が書いた手紙
読んであげてな』
俺は手紙を渡された。
なぜか春嘉の部屋に行った。
いつもと変わらない部屋
でも机におかれてた
カッター
変に思って春嘉の所へ行った
腕を見た
いっぱいある傷跡
古いのから新しいのまで
はっきりわかる
春嘉の部屋に戻って
手紙を読んだ....

