昨日オランダはTilburgという街に到着しました。
いよいよ新生活のスタートです。
キッカケは慈恵医大の主治医の「本気で治したいならオランダなんだよね」のひと言やったなぁ。
潰瘍性大腸炎という自己免疫疾患は、エビデンスのない不思議なことが色々ある。
例えば、百害あって一利なしと言われるタバコが一定の効果があったり、大麻が効果があったり。
それらは統計学的なことで、因果関係は証明されてない。
でも確かに影響なり、効果なりがあるみたい。
この病気は本来は10代の女性に多い病気なんだけど、成人で発症するケースでは長年の喫煙者が禁煙した時というのが非常に多いらしい。
僕も25年くらい喫煙者やったのが、止めてしばらくして発症したり。
この時期は仕事のストレスも半端なかったので、何が原因かは分からんけど。
話を戻します。
慈恵医大のドクター曰く、「日本の厚労省が認可している薬は基本的には対症療法のものしかない。なので、潰瘍性大腸炎の日本での治療というのは『痛ければ痛み止め、出血したら止血と造血、あとは寛解維持』しか出来ないから、根治は望めない。ただし、一生寛解をキープする人もいるから医師はそこを目指すんだけどね。
オランダなんかは医療用大麻で根底から叩きにいくので、完治というケースもあるみたいよ。岡本さん、海外行くのは平気なんだし、オランダでトライするというのはアイデアだよね」と。
それから色々模索してたら、また思い切り再燃してしまって、「やっぱこの仕事続けるのは無理。オランダ行く道探そ」と決意したところに、「オランダ行って当社の欧州事業見てもらえませんか?」というオファー。
なんか出来すぎてる話だけど、ホンマに運にも恵まれて、来ることが出来ました。
恩をいただいた人たちには必ずお返ししたいと思います。
たくさんの壮行会もホンマに嬉しかった。
頑張って治します。
伊丹での親友たちの見送りも嬉しかった。
本当にこんな恵まれてるやつおらんわなぁと思いました。
新生活1日目、頑張ってきます!