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《義父と義母は同じ病院に入院中》
義父：自宅で転倒→病院行かず
↓1ヶ月後
義母：自宅で転倒→胸椎腰椎圧迫骨折→入院
↓4日後
義父：病院へ行く→大腿骨頸部骨折→入院
↓翌日
義母：大腸癌発覚
↓翌日
義父：人工関節の手術
↓1週間後
義母：大腸癌手術
↓3週間後
義父・義母：リハビリ病院へ転院
義母入院33日目+転院4日目
義父入院29日目+転院4日目
今日は転院日から3日しか経っていないのに、また病院です。
洗濯物を取りに行きます。
病院に行く前に、前回看護士さんから用意してもらいたいと言われてたものを買いに行きます。
義父の髭剃りと靴。
義母のカーディガンと醤油。
病院に到着。
義母がちょうどリハビリを始めようとしているところでした。
義母が主人に気づくと
義母「痛いから今日はリハビリできない！息子に大事な話がある！」
介護士さんに訴えています。
介護士さんが今日は止めましょう、とこちらに連れてきました。
息子と早く話したくて必死。
ちゃんとリハビリしろよ。
主人は聞こえていなかったので、ちくってやりました。
主人「ちゃんとリハビリせんとあかんやんか。いつまでたっても治らへんで！」
義母「…」
ちなみに最後まで『大事な話』を聞くことはありませんでした。
大きなバケツに入ってる洗濯物を回収します。
義母の方はからっぽ。
痛みがあるので入浴が週1になったから、まだお風呂に入っていないと看護士さんに言われました。
通常週2～3回です。
義父の洗濯物もほんの少ししかありません。
もぉぉぉー！
来なくてよかったやん！
義母の部屋に義父を連れてきてくれたので大集合です。
私と主人はなにかとやることがあってバタバタしていたら、義母が車椅子からベッドに移ろうとしていました。
主人はたまたまいなくて、私は後ろからどうするのか見ていました。
どれぐらい体が動くのか確認したかったからです。
義母はベッドに両手をつき、立とうとしましたが、手がぶるぶる震えて腰がなかなか上がりません。
少し腰が上がったと思ったら、踏ん張ることができず地べたにしゃがみこんでしまいました。
さすがにほっとけないと思ったので、両脇に手を入れて持ち上げようとしましたが、全然持ち上がりません。
義母は30㎏前半です。
簡単に持ち上がると思っていました。
私は腰を入れなおして持ち上げましたが、車椅子に座らせるのがやっとでした。
介護の大変さが少しだけわかったような気がします。
介護士さんを呼びに行き、義母をベッドに寝かせてくれました。
落ち着いたので4人で団らんです。
義父がしゃべりまくります。
マスクをつけているのに口臭がきついです。
ドアを少し開けました。
同じことを何回も聞いてきますが、もう慣れました。
義母が化粧がどうのこうの言い始めました。
化粧してないのがみっともないらしいです。
主人が実家に化粧品を探しに行こうかと言い始めたので、
私「化粧なんかしたらあかんって。顔色分からんなるのに。常識やろ」
ババアのすっぴんなんて誰も気にしてへんわ。
狭い部屋で4人ぎゅうぎゅうです。
義父のきつい口臭が充満してる中、1時間ほど話して帰ることになりました。
このあと、とても嬉しい展開が待っていました！
続きます。
✿シンプルな服が好きです✿
