■ 偏頭痛とセロトニンの関わり
ストレスが加わると、セロトニンという神経物質が大量放出されて、血管が一時的に収縮します。
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セロトニンは脳内に少量しか生産されていないので、一気に放出すればセロトニンは減少します。
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セロトニンがなくなると、血管を収縮させていた作用が一気に解き放たれ、今度は血管が拡張します。
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この時に血管周囲の三叉神経を刺激、神経圧迫→拍動性の痛み、偏頭痛発作が起こります。
脳内のセロトニンは末梢では発痛物質、中枢では下行性疼痛制御系の伝達物質として働く。
組織での炎症とセロトニンの放出に伴う痛覚過敏には5-HT2A受容体が関与している。
片頭痛発作は、脳血管の5-HT2B受容体、5-HT7受容体に働いて、血管を拡張させる。
セロトニンは必須アミノ酸のトリプトファンからヒドロキシトリプトファンを経てセロトニンになる。
セロトニン→ 人体内には約10mg存在し、消化管粘膜に90%、血小板中に8%、脳内の中枢神経系に2%存在する。
●消化管粘膜のセロトニンは、平滑筋を収縮させ消化運動(腸の蠕動)を亢進させる。
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(腸で生成されたセロトニンは血液脳関門を通らないため脳のニューロンに直接作用する可能性はない。)
●血小板のセロトニンは 消化管で生成されたセロトニンの一部は血小板中に取り込まれ、血液凝固・血管収縮、疼痛閾値の調節、脳血管の収縮活動の調節などに働く。
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(血小板のセロトニンは合成能力はなく腸間膜から遊離したセロトニンを取り込み貯蔵)
●脳内のセロトニンは、脳内の神経伝達物質として働き僅か2%のセロトニンが人間の精神面に大きな影響を与えていると考えられています。
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(トリプトファン+B6+鉄+インスリン)
生体リズム・神経内分泌・睡眠・体温調節などの生理機能と、気分障害・統合失調症・薬物依存などの病態に関与しているほか
ノルアドレナリンやドーパミンの暴走を抑え、心のバランスを整える作用のある伝達物質ですし、精神を安定させる働きがある。
ホルモンとしても働き、消化器系や気分、睡眠覚醒周期、心血管系、痛みの認知、食欲などを制御している。
脳内の神経伝達物質として働く脳内セロトニンを増やすためには→栄養学的にはトリプトファンの摂取が重要となる。
セロトニンの前駆物質であるトリプトファンが欠乏すると、女性では脳内セロトニン合成が男性の4倍減少する。
セロトニン不足に陥る原因とは?
① ストレスが多くすぐに使われてしまう
② 日光にあたる機会が少なすぎる(暗い部屋でいつも過ごしている、昼夜逆転生活など)
③ 運動不足の人 パソコンなどのデスクワーク中心・マイカー通勤でほとんど歩かないというような場合、運動不足になりやすいです。セロトニンはリズム運動で増やすことができます。
④ セロトニンを作り出すための栄養源が不足している人
セロトニンはトリプトファンというタンパク質に含まれるアミノ酸の1つです。
豆類や乳製品、赤身の魚、肉類に多く含まれています。ただ、セロトニンを体内で合成するためには、トリプトファンだけではたりません。
この他にもかなり重要な、ビタミンB6やナイアシン・マグネシウムが必要になります。
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こちらの記事も後日更新します。

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