これ、長く言ってませんでした。なんの病気?と思った方もいるかもしれません。






■私が30歳にしてかかった病気


「橋本病」と「結節性甲状腺腫」という病気で、どちらとも甲状腺の病気です。今回の手術は甲状腺にできた大きなしこりをとるもので、右半分をとった今、橋本病である甲状腺が残っています。しこりは病理検査に出され良性が悪性か調べている最中です。橋本病は甲状腺機能低下症に分類され、甲状腺ホルモンが出せないがために様々な症状が出る病気です。すなわち今回、一度に2つの病気が発覚したことになります。(本当は3つなのですが)




■発症の経緯


カナダでのワーホリを終え、帰国してから体調不良が続いていました。初めの症状としては、
・水が合わないのか肌が荒れる
・すぐに風邪をひく

・日本の気候でカナダグースを着ているのに寒気が止まらない
・だるさや眠気が強く一日中寝てる
・自分の身なりや周囲のことに関心が湧かない
などです。私自身も家族も、長い海外生活を終えて疲れが溜まっているのだろう、そう思ってました。



■帰国1ヶ月後


転職活動に奔走していた時。自分の不調を押しに押しまくって活動するも、調子は一向に改善せず。あるとき鏡を見ていたら、右の首の腫れがあるのに気づきました。この時はうーーーっすらで、よくよく見て「言われたらそうかな?」と思う程度。祖母に確認してもらいましたが、気のせいだろうとのことで様子を見ていました。


■そこからさらに2ヶ月後


嘱託として市役所で働いていた時期。同僚に説明されたこともなかなか1回では理解できず。集中力の低下からかケアレスミスが続く日々。夜も寝ているはずなのに、日中の眠気に負ける。「何かがおかしい・・・」そう疑念を持ちながらも一生懸命働いていました。

しかしある事件を気に、明らかにおかしいと思い始めます。それは父との喧嘩でした。その時私は生理前でもないのに、生理前のような苛立ち、気だるさがありました。そんな時、お風呂から上がった父が置いた新聞が見つからず、父が私のせいにした一言にカチン。30歳にして60代の父と取っ組み合いになったのです。中学?高校以来でした。それはもう恥ずかしくてこれ以上は言えませんが、ヒドイヒドイ!止めに入った母親まで巻き込む始末。とにかく、その騒動が落ち着いたあとに自分で

 

「こんなキレやすい自分は自分じゃない」

 

そう思ったのです。




そういえば首のしこりといい、眠気・気だるさといい、少しのことに引っかかりイライラすることといい、もしかして・・・






つづく。