夏休みはキャンプだ!
「クソ暑い」系のエピソードをもうひとつ。
ロボコン30話、1999年8月22日放送分です。
とにかく暑そうな描写の連打から始まりますが・・・45度ってオイ!
1台の扇風機を3人で分け合う、いじらしいんだか単に貧乏くさいんだかわからない兄弟。彼らの提案で、ロボコンたちはキャンプへ行くことになりました。
おでかけするんならロビーナちゃんも誘いたいロボコン。今回もまた妄想が始まります・・・今回ロビーナちゃんの登場シーンは、ラストの採点シーンを除くとこの場面だけです。
で、妄想してて我に返ると目の前にロボピーがいてギャー!!というのもわりと定番の展開なのですが、それにしても二人ともうっとりしすぎです(´∀`)
ついうっかりロボット仲間とのキャンプも約束してしまったもんだからさあ大変。まどかさんとひかるちゃんの間に入った恭介のように、互いにバレないようにキャンプの掛け持ちを行うロボコン。まずはロボット側の方で薪拾い開始。
ロボコンの「薪なんかスーパーで買ってくればいいんだよもう」という独り言の直後に
ロボモグが「薪なんかスーパーで買ってくればいいなんて思ってるんじゃないだろうね」とすかさず言うあたりの掛け合いがおもしろいです(´∀`)
ロボコンが薪を拾って帰ってくると、なぜか「ヤングマン」(ヒデキのオリジナル音源で!)をラジカセ(笑)で鳴らしながら踊っている3人。カレーのにおいに気が付いた3人をごまかすべく、今度はモモコ側へ走るロボコン。
カレーのにおいを消すために、とにかく食べさせてしまいます。女の子にカレーを無理やり食わすという、マニアにはたまらない映像です(?)
今度は煙を発見したのであわててロボット側にもどってくると、盆踊りでおなじみ「炭坑節」をバックに踊っている3人。
「なに盆踊りしてるんだよ」
「盆踊りじゃないよ、ロボットたちの団結を高めるためのキャンプファイヤーだよ」
「キャンプファイヤーは夜するもんだろ」
「そうなの?」
「そうなの?」で済ますロボビンの軽さに大爆笑'`,、('∀`) '`,、
結局双方にバレてどちらからも締め出しをくらい、ひとりぼっちになるロボコン。
今度はなにやら太極拳のようなことをしている3人。ロボットは踊るのが好きなようです。ヒラヒラ飛んでいる蝶々がうっとうしくて、追いかけ始めるロボビン。
一方、そもそもキャンプついでに昆虫採集をやる予定だったモモコも同じ蝶を発見して合流。二人で走り回っている間に崖から転落しそうになります。
崖の中腹で動けなくなった二人を助けようとするロボコン。いつも思うんですが、このプロペラでどーやって垂直上昇できるんでしょうか。それはさておき、散々ハラハラさせられた末についに二人は助かります。
結局、今週も0点でした。
「いくら両方好きでも、二股かけちゃいかん!両方に迷惑がかかることになる」と説教を受けるロボコンの向こうに、ロビーナちゃんとロボピーがいるのは何やら暗示的なようなそうでもないような。
それにしても、最初の「死ぬほど暑い」という話はどこかへ行ってしまったようです。ということで、ストーリーとしての一貫性はイマイチなのですが、個々の要素はいちいちおもしろい今回のお話でした。
ところで、前週の29話は、これとは違う意味で夏向きのお話です。そちらも暑いうちにレビューしたいなと思います。