不安な1週間が続いた次の日の朝。

会社へ行く前、
母親から電話がかかってきた。

「昨日の夜8時頃、(父方の)おばあちゃんが亡くなったのよ、、、それで、お通夜が明日19時〜で、葬式が金曜日の13:00〜で、、、」

ちょっと待って、何やて?
なんで⁉︎  
そもそも危ないなんて聞いてなかったし!
それにしても、何で今?
昨日の晩、連絡してきてや!

(父も母も僕の体調を気遣っての判断だったと後で知る。ごめんね、ありがとう。)

母親に文句を言いつつ、
もし、明日、明後日、セカンドオピニオン面談が入ったらどうする?いや、おばあちゃんが大事。いや、でも、俺も時間が、、、
と焦る気持ち。

でも、会社に行く電車の中、
おばあちゃんのことを思い出し、
涙が止まらない。。。

とにかく、葬式に重ならないように、先に病院に連絡しなくては。

もしかして、もう決まってるかも。

受付に電話。
「もし、決まっていたら、教えていただけませんか?」

「いやぁ、まだですね。先生からおりてきていませんねー。」

「いつ、分かりますか?」

「いやー、連絡できるのは、今週末くらいかでしょうかね〜、わかりません。なので、面談はそれからですねー。」

お役所か。

「カンファレンスは昨日終わってるはずですよね。先生に聞いてもらう訳にはいきませんか?僕の病状のこともあり、急いでいます。ですが、金曜日の午後は、都合が悪く、そこには重ならないようには、お願いししたいんですが。」

「分かりました。要件は、面談日時の確認と、金曜日が駄目ということですね。」

いや、だからさー、

「そうなんですが、あわせて、できるだけ早く面談したいと言っています。」

ほんまに、お役所か。
と思いながら、電話を切った。



やっぱり来週になるんかなーと思いながら、
仕事をしていた2時間後。
思ったより早く連絡がくる。

「明日の10時半はどうですか?」

おっ、なんと。

お通夜の日だけど、午前中なら問題ない。

当然、即断でオーケーした。

(続く)


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