先日、個人でお店を経営している方で、
アルバイトの出勤管理表を作っているという方が、
うまくできないところがあるからと、ご相談にみえました。
実際の表をお見せすることはできませんが、
例えば、こんな感じの表だとしましょう↓
そのうちの、お困りの部分はセルを赤くしたところです。
セルを黄色にした部分(セルE5~E10)の勤務時間の合計を
セルD12に出したいのに、何故か合計時間がきちんと表示されないんです!!
それに、給与総額も何だか変なんです(泣)とのことでした。
セルD12に入っていた数式は、
=SUM(E5:E10)
数式自体は間違いないですね。
これってどうしてなんでしょう?
実は、これは、Excelで時刻を合計した場合、
1日24時間で一区切りとされて、
時刻を合計して24時間をいったん超えると、
新たに0:00から残りの時間を
計算して表示するということから起こるんです。
つまり、表示されているセルD12の「7:50」は、
こちらの表では合計するセルが少ないので、
セルを一つ一つ合計してみればわかりますが、
「24:00+7:50」、
つまり本当は「31:50」を示している「7:50」というわけなんです。
ではこの表示「7:50」を「31:50」と表示させるには
どうしたらいいのかといいますと、
これはセルの書式設定で変更します。
セルD12を右クリック→セルの書式設定 と進むと、
おそらく現在の書式がユーザー定義の
h:mm
もしくは
hh:mm(←「8:00」を「08:00」と表示していたらこちら)
となっていると思います。
その部分を
[h]:mm
もしくは
[hh]:mm
と変更(時間表示のhを[ ]でくくる)してOKボタンをクリックします。
すると、あらま、どうでしょう、「31:50」と表示されました♪
では次にD14の「給与総額」の部分。
数式はきちんと「=D12*D13」と入っています。数式はOKなような気も・・・
ではなぜこんな金額になってしまうのでしょうか。
それは、現在のセルD12の「31:50」というのは「時刻」を示しているためです。
つまり「31時50分」とでもいいましょうか。
ですが今回は、(勤務)「時間」(31時間50分)×時給850円 の計算をしたいわけです。
ですから「時刻」の「31:50」を「時間」に変更する必要があるのです。
では「時刻」を「時間」で扱うにはどうするか?
それは、「時刻」に「24」をかけます。
つまり「時刻の31:50×24=31時間50分」になるというわけ。
ですから、セルD14の数式は、=D12*D13では正しくなく、
=D12*24*D13
にしなければなりません。
すると計算結果はこの通り↓
ちなみに、計算結果の\27,058は、今回は、
「31時間50分」の端数の「50分」も計算しているから。
「31時間×850円+50分×(850円/60分)」(小数点以下四捨五入)
の計算結果です。
以上、Excelの「時刻」と「時間」のお話でした~![]()



