今までお会いしていたお客様が旅立たれることは、とてもとても辛く寂しいことです。
パパさんとチャッピーちゃん、続けてお別れがきたこと、
ママさんがどれほど寂しい思いをされているか、
計り知れません。
その中ご依頼いただいた、
『元気になったら、乗って出掛けたがっていたロードスターと一緒に、パパを描いて欲しい。』
というご連絡。
お受けした時から、
「パパさんはきっと皆で出掛けたかっただろうな。」
と、思い、
「皆一緒に描いて届けたい。」
そう考えていました。
ですが、
「皆一緒に描くことで、ママさんはより寂しい思いをしないだろうか。」
「この絵を見て辛くはならないだろうか。」
「頼まれてもいないのに、私の想いだけで皆一緒に描いていいだろうか。」
繰り返し繰り返し考えました。
でも、いつも家族でお出かけされていた皆さん。
もし表現を間違ってしまったら、
謝りに行こう。
そう覚悟して皆さん一緒に描きました。
ママさんは届くまで、どう描かれているかは知りません。
受け取りになられたママさんからは、このようなメッセージが送られてきました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
『こんにちは。
本橋さん大きな包装紙を開ける時から涙が出てしまい、どうだろうかって
素晴らしい絵に感動してます。
行けなかった河津桜🌸に3人で行けたんですね😢
パパさん嬉しそうですね😄笑顔で良かったです。チャッピーまで良かったね💖
本当にありがとうございました。
私が大好きな鈴木英人の絵のように車、お上手ですね(^^)/
我が家の宝物です٩(^‿^)۶
大切にさせて頂きますねm(_ _)m
久しぶりに幸せな気分になりました。
もうパパさん亡くなってから思い出多すぎるので大好きな曲すら封印してましたが、伊豆の桜並木を走る時は必ず聴いてたこの曲、久しぶりに聴きました🎵
本橋さん、本当にありがとうございましたm(_ _)m』
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
メッセージを開く時、とても緊張しました。
喜んでもらえたことがわかった時は、素直に安心しました。
また別の日、
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
『こんばんは。
素晴らしい絵を近所のおばちゃん達に見せて来ました。
皆さんビックリして高崎さんの笑顔だね!チャッピーまでいつも一緒だったから良かったね🐶💕と喜んでもらいました。
本橋さんは素晴らしいお仕事してますね!
とても感謝していますm(_ _)m』
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
と、メッセージをいただきました。
命に関わる絵を描かせていただく時、とても緊張します。
これは慣れません。
ご依頼されたものを描くだけでなく、もう一歩、二歩踏み込んで描くことには覚悟がいります。
そうして絵に込めた想いが、
今回はお客様にも届いたようでした。
ご依頼内容以外のことを考えながら描くことは、
効率的にはよくありません。
でも『想いを込める』ことに、
自分が描かせてもらう意味があるんじゃないかな、と思うんです。
私に出来ることは限られているかもしれませんが、
ご依頼くださった方には感謝を込めて作品をお届けしたいと思います。
※お客様の許可をいただき、お写真を掲載させていただいております。
