ヘタのヨコ好き -299ページ目

くれぃむしちゅー

メーカーで営業マンやってりゃあお客さんからクレームいただくことも

少なからずありますえっ

製品の初期不良爆弾などがその大半

気に入って買っていただいた製品が初っ端から壊れてれば、お怒りもごもっとも。

もちろん真摯に、そして丁寧に対応します。

…通常はね得意げ


今回は見事なまでのナンセンスクレーム

コトの発端は修理見積。


お客「保証期間中なのに、なんで修理代かかるの?保証書つけてたでしょ?」

オレ「あら?保証期間なのに?おかしいっすねぇスグ確認します」



の前に、修理依頼品の情報を営業所で確認パソコン

あらら、製造年が2003年だわ。。。

まぁ在庫品だったんかもしんないし。。。んまぁ、その可能性は薄いけどね。

で、工場の修理担当の人に電話


オレ「あのー、○×さんとこの修理品なんすけど?」

担当「あー、はいはい(以下、故障内容説明)」

オレ「なるほど。あ、ところで保証書って同梱されてました?」

担当「えぇ、ついてましたねぇ。」

オレ「製品製造は03年っすけど、

   まぁゆずってゆずってで在庫品だったって可能性は…?」

担当「…申し上げにくいんですけど。」

オレ「あー、気兼ねなくどうぞ。」

担当「保証書は確かに平成19年2月で1年以内なんですけど、

   (発送時に抜くの)忘れちゃったのか

   領収書も同梱されてまして、その日付は平成16年の12月

  なんです。

   製造年領収書の日付が合致してますしね(苦笑)」

オレ「…(あっちゃーショック!)」

担当「まぁコレじゃさすがにムリです。

   お客様に言いづらい事とは思いますが…。」

オレ「…はぁ、そっすかぁ。スンマセンありがとうございます」



残念です。そして悔しいです。更にはカッチカチです。

まぁ1ヶ月2ヶ月なら、ある程度目をつぶってました。

モチロン正直に話してくれて、「なんとかしてくんない?」の

殺し文句が入った場合っすけどね…。


で、今回のは?

えぇ、当然のように真っ向から嘘つかれましたからねぇ。ムリっすよ。

お客さんとオレとの信頼関係ってこんなもんか。

と、悲しい気持ちにもなりました。

ココでキレて頭ごなしに「このウソツキー!プンプン

的な事を言ってもしゃーないし、

まだ正直に話してくれればなんとかしてあげたいって気持ちは残ってる。

でまぁとりあえず、やんわぁ~り電話ですな。


オレ「あー、どうも。先程の件なんすけど。」

お客「保証書ついてたでしょ?」

オレ「えぇ、ただ…。申し上げにくいんですけど、製造年が03なんすよ。

   でまぁ在庫品で残ってた可能性も無きにしもなすけどねぇ…。

   <…故障・修理内容の説明を延々と…> 

   で、今回はやっぱり有償になりますねぇ。」

お客「だから保証書ついてたでしょ?むっ

オレ「…(あーダメだこりゃ。圧しとおすつもりか…。残念ですしょぼん)」

お客「製造年よりも保証書でしょ?そのための保証書だものねぇ。」

オレ「えぇ…まぁそうなんですけどね。(まだ望みを捨てない)

   保証って、通常の使用で1年なんです。

   コレはおわかりいただけますよね?」

お客「じゃあ何?通常じゃなくて、ユーザーさんの扱いが悪いっていうの?」

オレ「んー。ユーザーさんが悪いとは言いませんけど、

   普通1年でこうはならいです。

   そうなるとやっぱり製造年がねぇ。。。」

お客「あっそう。じゃあ去年じゃないかもねむっ

オレ「(もういいや、疲れたしで)…あの、言いたくは無かったんですけど、

   御社の領収書も同梱されてまして、

   その日付保証書の日付にズレがあるんです。

   (お願いだから、ココで折れてください。じゃないともうムリ…)」

お客「はぁ?何言ってるの?むっ

オレ「もういいですよ(とぼけるのは)。領収書は平成16年できられてます。

   で、保証書は去年です。

   領収書と製造年は合致してます。コレって虚偽の保証書になりますよね?」

お客「言ってる意味がわかんないんだけど?」

オレ「(はぁシラー)…じゃあ、領収書FAXで送ります?」

お客「FAXもいいけどさぁ、買った当初から症状は出てたんだよ。

   で、ついに故障ってなったの。わかる?むっ

オレ「(うゎー。すんげぇ矛盾してんすけど…っつか逆ギレなのか?)

   あのー。お言葉ですが、それは話のすり替え(にもなってない)ですし、

   購入当初からおかしかったら、その時点でご連絡いただかないと。

   保障期間過ぎてから『買った時からだ』と言われても理解に苦しみます。

   今回の件で言わせていただけば、『全く信憑性がない』ですシラー

お客「頭カタイなー。なんでかなー。むっ

オレ「カタイもなにも、今回の件は…

   (「騙そうとしてたじゃん。詐欺行為ですよ?」って言いそうなの堪えて)

   まぁとにかく領収書FAXしますから。」

お客「いいけどさー。(怖い)ユーザーさん怒るよ?おたくに怒鳴り込む

   かもしれないよ?やられちゃうよ?」

オレ「やられちゃうってどういう意味ですか?ソレって脅しなんですか?」

お客「まぁいいよ。じゃあFAXしなよ。むっ

オレ「はい。では失礼します。(はぁ、疲れたガーン)」



で、工場に再度電話んでもって、領収書FAXしてもらって、お客に転送FAX

しばらく時間おいてからまたお客さんに電話



オレ「FAX届きましたぁ?」

お客「うん。確かに16年だね。(悪びれることも無く)」

オレ「では、修理なさる場合、見積のとおりになりますんで。」

お客「あー、チョットチョットえっ

オレ「?」

お客「ユーザーさんに何て言えばいいの?面倒みてよ。」

オレ「(盗人猛々しいというかなんというか…シラー

   あのー。お言葉ですが、面倒って『無償で』ってことですよね?

   そうするとさっきの話を1からになるんですけど…」

お客「わかってくれよー。」

オレ「なんにせよ今回のは有償です。無償修理はできませんむかっ

お客「たのむよぉ~しょぼん ところで、来週中頃間に合うよね?」

オレ「(はぁ?このうえ短納期?むかっ

   今から依頼かけて来週ナカですか?キッツイですねー。

   まぁ早急に修理するよう指示しときます。」



困ったもんです。ホントに。

まぁしゃーないんで、納期は間に合うよう工場に指示。

なんとかなりそうだったんで、納期の連絡で再び電話



オレ「納期は間に合いそうですんで、ではよろしくお願いします」

お客「修理代さぁ、ユーザーさんには0で話しちゃってるんだわぁ」

オレ「えぇ、伺ってます。」

お客「でね、ウチで被るわけでしょ?修理代マケてくんないかなぁ…しょぼん

オレ「(まだ言うか…)そう言われても困りますねぇ。

   そもそも…、(騙そうとしたクセにと言うの躊躇い)あーいいや。

   まぁ一応やるだけやりますけど、

   あんま期待はしないでくださいね。では…」



最後の最後まで粘るとはね。

正直疲れてたし根負けしました。

上長に報告し、チョコっとだけ値引きすることに。


ただ、今後の取引においてオレが担当している間は

入札案件だろうがなんだろうが大幅な値引き一切ナシプンプン

営業マン怒らせると結構怖いっすよw



そんなこんなで、今回のレアケースなナンセンスクレームは

なんとか無事に処理完了チョキ


コストパフォーマンスが良くなるようにアレコレやるのは当然っすけど

騙してコスト削減するのはダメですね。

ビジネスといえど、やっぱり人付き合いなんだし、

お互い気持ちよく仕事できるようにしたいもんです得意げ


ってか、長すぎw