さて、ようやくLinuxのインストールです。
GUIが実装され(Anaconda)Linuxのインストールは簡単になりました。
作ってきたCentOSのゲストを起動します。
CentOSを選択し、起動ボタンをクリックします。
インストールメディアの場所を聞かれるので、フォルダアイコンをクリックし、ダウンロードしておいたCnetOS7のISOメディアを選択しOpenボタンをクリックします。
CentOSのインストーラーが立ち上がりました。
普通にEnter。
この時マウスがロックされます。
仮想マシンにロックされますが、commandボタンを長押しするとロックが解除されます。
他のVMではそれぞれやり方が違いますが、ロックされても解除できます。
ごにょごにょとサービスが立ち上がって行きます。
Linuxの場合、最初からMultiLangageなので、一覧から日本語を探します。
日本語を選択し、続行ボタンをクリックします。
すごくわかりやすい画面です。
ここで、キーボードの変更、インストールパッケージの選択、インストール先が全て設定できます。便利になりました。
メニュー画面から、
私のMacはUS配列ですので、キーボードをクリック。
+ボタンをクリックし、一覧から英語(Macintosh)を選択します。
ご利用のキーボードの配列が日本語の場合はこの作業は不要です。
メニュー画面から、
ソフトウェアの選択をクリックすると以下の画面が表示されます。
色々セットになってインストールも可能です。
今回はCUIですべて行うので最小限のインストールを行います。
ベース環境で最小限を選択し、互換性ライブラリと開発ツールにチェックを入れます。
あとで入れてもいいのですが、互換性ライブラリは過去のCentOSで使っていたりすると動かなくなるので私は入れています。
また開発ツール(単にコンパイラー)を使うことが多々あるので、こちらもチェックを入れます。
選択が終わったら上の完了ボタンをクリックします。
メニュー画面から、
インストール先をクリックするとインストール先が選択可能です。
初期設定ではVMで作成されたディスクが表示されます。
問題はインストール先ではなく、パーティション構成(昔はスライスと言ってました)を構成することです。
Linuxのスライス設定はブロック単位の考え方だったりしたので、慣れが必要でしたが、
今はVLMが最初から入るので後でパーテょションのサイズを変更することもできるようになりました。便利になりました。
VLMやLinuxのスライス設定については後に説明するとして、今回は自動構成のまま完了をクリックします。
メニュー画面から、
ネットワークとホストクリックするとネットワーク設定が表示されます。
イーサネットをONにます。
固定IPを利用するのであれば、設定ボタンを押してIP、セグメント、デフォルトゲートウェイ、DNSを設定できます。
また、ホスト名もここで設定できます。
本当に便利になりました。
メニュー画面で、
インストールの開始ボタンをクリックするとインストールが開始されます。
インストール中に以下の画面が表示され、rootのパスワードの設定をします。
rootのパスワードを入れ(確認も入れ)完了ボタンをクリックします。
最小構成で、ISOファイルから読み込んでいるとかなり高速にインストールが終わります。
あっさりです。
再起動ボタンをクリックしてください。(ISOイメージは自動でアンマウントされます)
あっさり起動。
HOSTNAME login:
が表示さます。
これがLinuxが起動している画面です。
さて、ログインしてみましょう。
login: root
を入力しEnter
パスワードが聞かれますので、インストール時に入力したパスワードを入力し、Enter。
Loginできました。
Logoff と入力しEnterを押すと、Logoffします。
また、Loginした状態で再起動やシャットダウンを行います。
再起動は
restart
又は
shutdown -r now
終了は
poweroff
又は
shutdown -h now
です。
ここからはLinuxのコマンドになってきますので、後に説明していきたいと思います。
案外インストールは簡単だったと思います。
正直、昔は何をするにも大変でしたが、今はとても便利になっています。
開発されている人たちに感謝です。