「存在のすべて」をお読みくださり、ありがとうございます。
まだの人は①〜最終話まで読んみてください。
特に②③をまだ読んでない人が目立ちますのでしっかり読んでみてください。
人生の道のりに潜む運、不運とそれらが諦念に収斂されていく様を読み取っていただければと思います。
お読みいただきました皆様の心の中に、人生の重苦しい何かが沈殿したかもわかりませんし、これしきの試練なんでもないわと失笑された方もいらっしゃることでしょう。
あくまでも、僕のレベルで「存在のすべて」を考える1カ月でした。
人生の苦難をどう切り抜け、どう考え、どうすごして次に繋げていくのか。
僕自身は元々、鬱体質なので「存在のすべて」を考える上で精神上の七転八倒を繰り返しましたが、最後の最後の心境は諦念でした。
これは、今後いつの日か死を迎えるときのシミレーションでもあったように思います。
七転八倒から諦念に辿り着くまでの間に「生きていて良かった」と思える体験をこれからも積み上げていかねばと、「存在のすべて」を書き終えた今、痛烈に感じます。
その体験はお金で買えるものもあれば、買えないものもあるでしょうが、自分が選択しなければ、絶対に実現しない体験であることに違いはないと思います。