こないだ
『冬でもだいたい下駄。』
という、友達と一杯飲みに行きました。
その日も、いつも通りの下駄でした。
さらに皮パン。

皮パン下駄。

長年の付き合いで、率直な意見交換ができる貴重な友達です。
この日もいろいろと話したんですが 、全部書くとめちゃめちゃ長くなるのでその中の一つだけ書きます。

話が盛り上がって酒もずいぶん進んできたところで、突然僕がある告白をしました。

あのなー、実はオレ『オカルト好き』
やねん。

オカルトと聞くと、それだけでアレルギーを起こす人が多いと思います。
誤解がないように言っておきますが、僕の言う『オカルト』ってのは、死後の世界がうんたら。幽霊がどーたら。ってのではなく、まぁそれも含めてなんですけど、この世界で起きている不思議な事全てを指すもので、当然、UFOやUMA、オーパーツや未解明の文明やなんかも含めての『オカルト』です。

その友達も、
『何を言ってんだあんた。』
と、いう冷たい眼差しで僕をみつめていました。
数秒の間があったあと、
『何?おばけ?おばけ好き?』
と言うので、いやいやオカルトって言っても、おばけだけの話じゃなくって、カクカクシカジカ‥‥と、上記の事を言って一応話を聞く状態になってもらえました。

そこで例えとして、最近話題になった『ニュートリノ』の話しをしました。
もしかしたら知らない人もいるかもしれないので、念のために書きますが、光よりも速く移動できる物体が見つかった。
という話ですね。

不可能と言われていた『光速を超えるスピードでの物体移動』が発見された事で、相対性理論が覆るとも言われています。

僕の認識が間違ってなければ相対性理論とは、物体は移動するときにその速度が光速に近いほど、時間の流れが遅くなるということだったと思います。


例えば、光速の80%のスピードで移動できるロケットがあったとします。もし、双子の兄弟がいて、兄が地球で待機。
弟がそのロケットに乗って20光年(1光年=光の速さで一年間に進む距離。ちなみに光は一秒で30万キロ進む)離れた場所へ行き、タッチして戻ってきたなら地球上ではおよそ50年の歳月が流れています。
しかし、光速に近いロケット内では時間が経つのがずいぶん遅いので、30年の月日しか経っていなかったとします。
あら不思議。地球に帰ってきて待機していた兄に会うと、兄がやたら老けている。
つまりは、弟は20年後の世界にタイムスリップしているわけです。

で、この理論が『ニュートリノ』という物質の発見によって覆るのではないか?ということになっているんですね。特殊相対性理論では光より速い物質は存在しないとしていますから。

今回のこのニュートリノの実験にしても莫大な研究費や、実験費用がかかったらしいです。
周りからは、やるだけ無駄だからやめとけって言われていたらしいです。
でも、結果見つかった。

今回の事に限らず、まさかそんなこたーありえねーだろ?って思うことが沢山ありますよね。
しかし、後々、科学で証明されていく。
当時の科学では、人が100mを10秒以内で走ることはあり得ないと言われていましたし、あげればきりがありません。


話、戻します。

『ってことで、世の中の不思議な出来事、つまりオカルトって夢があってよくねー?』

と言うと、下駄は、
『ま、まあねー。』

と、あきらかに少しひいていました。。



『あんたの皮パン下駄も十分にオカルトだよ。』



と言いたいのを飲み込んで、

『また近々のもーな』

と言って店を出ました。


いつもながら楽しい時間が過ごせました(^^)


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